広島チャプター勉強会・イベントのコラム
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2020年12月のイベント報告~クロスロードゲーム
『ダイバーシティ篇』体験会
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日時:12月2日(水) 20:00~22:00
会場:オンライン(zoom)
進行:トキ(小谷真司)、かこ(岩元佳子)
レポート:トミー(小野友之)
「クロスロードゲーム・ダイバーシティ編」ってなんだ?
検索するとおよそ次のように書いてあった。
・災害時に究極の選択を迫られた経験から、防災意識や具体的な
対処法を身につけるために開発されたゲーム
・グループで意見交換し合い、自分と違った考えを聞くうちに、
自分の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に気がついたり、
考え方の幅が広がったりしていく。
その結果、相手を受け入れる寛容な態度も養われる。
・ゲームは、防災ボランティア編や市民編があり、さらに職場での
ありがちな場面を題材にしたダイバーシティ編が開発されている
京都大学生活協同組合
株式会社クオリア
これは早速申し込まなくては!オンラインで自宅から参加できるし、
時間帯も平日仕事終わりで十分間に合う。
学習会は、簡単な自己紹介から始まり、ゲームについての説明へと
進んだ。開発の経緯やその期待される効果、やり方を聞くうちに、
早くやりたいと気がはやった。
はじめは防災編からの出題。
場面設定のカードを参加者が順番に読み上げながら進めていく。
状況が具体的すぎず、いい感じの曖昧さをもたせて書かれてあり、
だれもが自分のこととして受けとめて考えられる工夫もされている
という。
えっ、そんな前提で考えてたの?と自分と違った意見を聞くうちに、
無意識の考え方のくせに気がつき、他者理解も進み、おまけに対応
レパートリーも増えていく。
次に職場をテーマにしたダイバーシティ編に突入。
自分の仕事に関連した内容のカードでは思わず熱く語ってしまった。
あなたならどうする?と自分の決断を下したあとだけに、説明にも
力が入る。否が応でも、自分の過去の経験や現在の状況が反映され
ている。違った意見を聞く中で、考え方の枠が広がっていき、メン
バーを受け入れる気持ちが湧いてくる。
ほかにもこんな場面設定で出題しても面白いんじゃない?
問題になる場面だけでなく、楽しい未来を扱った内容でもできるん
じゃない?
などなど参加者どうしで盛り上がっていった。
実際に体験してみるのが、ほんとおすすめです。
あなたは前向きに生きたい真摯な人。
クロスロードゲーム体験のチャンスがやってきました。
あなたはどうする?
・やってみる?(YES)
・やらない?(NO)
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2020年10月のイベント報告~広島チャプター設立10周年記念
「笑顔のコーチング~笑顔でつながる~」
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日時:10月31日(土)10:00~12:15
会場:オンライン(zoom)
進行:ひとみ(森田ひとみ)、かこ(岩元佳子)
レポート:さき(矢野紗基)
創立10周年!おめでとうございます。
現在、会を支えている運営委員の皆様に心からお祝いとお礼を
申し上げます。
振り返れば、感慨深いものがあります。発足の2年前、本間正人さん
から「そろそろやろうよ、広島チャプター」と声をかけていただいた
のがそもそものスタートでした。
簡単に動けない事情もあり、私が重い腰を上げたのがその1年後。
広島在住のコーチに広く呼びかけて、交流食事会からはじまり、
慎重に対話を重ねてさらに1年をかけて有志を募り、広島チャプター
は誕生しました。国際会議場で開催した本間正人さんの創立記念講演
会は、250名の参加者とともに幕を開け、
「会員が100人を超えてスタートするチャプターは初めてだ」
と本間さんに驚かれたことが昨日のように思い出されます。
そして10周年を迎えた今、チャプター設立のスターティングメンバー
だった岩本佳子代表のリードで、オンライン会場を使って、本間正人
さんの動画音声を聴きながら笑顔でさらなる物語をつむぐ新たな
スタート地点にいます。
今日の「笑顔のコーチング」にふさわしいファシリテーターのひとみ
さんは、魔法使いのように最初から最後まで参加する全員の笑顔を引
き出してくださいました。パソコンの画面越しであるがゆえ、ひとり
ひとりの笑顔を正面から見ることができるので、笑顔の連鎖を目の当
たりにしました。「コーチングする」と力まなくても、相手への関心
と思いやり、そして笑顔があれば、私たちは互いを幸せにできると
感じました。日常の中で笑顔を意識して生きることの大切さを、
コーチングを通して体感していく時間でした。参加させていただけて
本当に良かったです。
変わるもの変わらないものがうまく調和して、ここから先も笑顔で
広島チャプターは歩んでいくのだと思います。
ますますの発展を心よりお祈りいたします。
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2020年9月のイベント報告~「大切な人とつながる」
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日時:9月19日(土) 10:00~12:15
会場:オンライン(zoom)
進行:スミコ(宮田純子)、山ちゃん(山根弘和)
レポート:タニさん(谷一善)
広島チャプターの勉強会も、このところはオンライン開催が続いて
います。
9月のテーマは「大切な人とつながる」ということで、ゴールとし
ては、大切な人を思い浮かべて、「これからこんな話をしてみたい
な」「こんなことを聞いてみたいな」というイメージに沿って実践
できるようになる、というものでした。どうやら今年の春以降
「逢いたくても逢えない」「話したくとも話せない」といった状況
の中で、一度じっくり自分と内的対話をしてみようということが
狙いだったのかも、と受け取りました。
自分にとって大切な人に普段言えなかったことを伝えてみよう、
聞いてみようということで、参加者は3つのワークを通して自分に
向き合いました。
参加者どうし、互いによく知っているメンバーだったこともあり、
全員しっかり発言できたようでした。本当にここまで言って大丈夫?
というか、すごい自己開示でした。発言しても安心というしっかり
した「場」ができていたことが何よりも素晴らしいものでした。
それとオンラインというものが、普段以上に互いの共有感を強くした
のではないかとも感じた2時間でした
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2020年7月のイベント報告~「絵本でつながるコーチング」
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日時:7月8日(水) 20:00~22:00
会場:オンライン(zoom)
進行:めぐりん(前原めぐみ) かこ(岩元佳子)
レポート:かずえ(大本一枝)
オンライン開催の告知を拝見し、神奈川より初めて参加しました。
私は、息子たちが通った小学校での読み聞かせを通じて、親として
伝えたいことを伝えたり、子どもたちが考えるきっかけを作ったり、
絵本の伝える力を感じていたので、今回どのようにコーチングに
活用されるのか興味津々でした。
今回は、ヨシタケシンスケさんの絵本『ぼくのニセモノをつくる
には』を使って、「”自分のニセモノをつくる”ために、自分の
ことを一生懸命主人公が考える」という絵本の内容に沿って、
・絵本を読み聞かせてもらう
・読まれた部分に書かれているテーマに対し、考えて書き出す
・書き出した内容をブレイクアウトルームで1対1でシェアする
という流れで3つのワークが行われました。
1つ目は「小さいころ好きだったもの」。
小さいころ好きだったものを思い出して書き出し、その中で
「今も好きなもの」に丸をつけていきました。私は最初、食べ物や
遊び、アニメなど、好きな”もの”限定で書き出していたのですが、
シェアのパートナーさんの内容を聞いて、例えば「誰かの役に立つ
こと」といった、価値観や行動の志向にも視点を広げることができ
ました。他の人とのシェアはとても大事だと改めて実感しました。
2つ目は「いろんな”わたし”を見つけてみよう〜ぼくはコロコロ
変わる」。
「学びたい」「ダラダラしたい」「効率良くしたい」などなど、
自分のいろんな面を書き出して、その中からメインの8つを選んで、
扇型に8等分した円の中に書いていくというものでした。
3つ目は「みんなにどう思われているか」。
身近な人を5人選び、その人たちから見てどう思われていると思う
かを書いていきます。
3つのワークが終わったところで、今度は4〜5名のブレイクアウ
トルームで、ワーク全体を通じて気づいたことをシェアしました。
”質問”されて考えるのではなく、絵本の主人公と一緒に”自分は
どうだろう”と考えてみるという流れが新鮮でした。多角的な視点で
自分について言語化することで、普段あまり意識してない自分の姿に
気づくこともできました。
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2020年5月のイベント報告
~オンラインコーチング体験会「コーチング・パティオ」
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日時:5月16日(土) 10:30〜12:45
会場:オンライン(zoom)
進行:スミコ(宮田純子)、アリー(三上弘恵)
レポート:ひとみ(森田ひとみ)
今月は、コーチングチャプター初のオンライン勉強会。6名の参加
者、ホスト役のかこさん(岩元佳子)、本日の進行役2名の連携で、
リモートで行われる不安感はすぐに一掃され、いつも通りの和やか
な雰囲気で勉強会が始まりました。
アイスブレイキングは、『コロナが終息したらまず何をしたいか』。
みんな対面して話したい気持ちが大きいのだとつくづく感じました。
コーチング初体験の方がいらしたので、コーチングとは何かや注意点
を確認。改めて原点にその都度帰ることは大切なことだと思いました。
『理想』→『今の状態』→『ギャップ』→『行動』の流れを意識して
コーチングを実施しました。三人一組でコーチ役、クライアント役、
オブザーバー役を分担。オブザーバーはビデオをOFFにし、クライア
ントとコーチの2人の空間で7分間のセッション&3分間のフィード
バックを実施しました。コーチング中は、2名だけの状態になる
ので、リアルなコーチングになり、集中もでき、気づきをたくさん
得ることができました。
3人グループでの30分のセッション終了後は、全体での振り返り。
休憩後にメンバーを入れ替えて、再度コーチングを実施。2回目は、
8分間のセッション&5分のフィードバックで、しっかりフィード
バックができました。
今まで私は、「話しやすいムードで共感や承認ができている」とい
うフィードバックをもらうことが多かったのですが、今回は、「あの
時のあの質問が効果的であった」など、キーワードとなる言葉が浮か
び上がりました。zoomでは、オブザーバーも正面からクライアントの
顔を見ることができるので、表情の変化をしっかりつかむことができ、
具体的なフィードバックになったのだと思います。“ピンチはチャンス
だ”と感じました。
最後に全員でひと言ずつ感想を言って終了。久しぶりにみんなの顔を
見ることができ、楽しく嬉しく充実した勉強会になりました。
“パティオ=中庭で楽しく語らう”という本来の姿ではありませんで
したが、パソコンの中にはたくさんの笑顔が咲きました。
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2020年4月のイベント延期のお知らせ
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4月4日に予定しておりました「コーチング・パティオ」を、5月に延期いたします。
とても残念ですが、1on1の対話が中心のプログラムですので、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため延期を決定いたしました。
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2020年2月のイベント報告~「ダイアログを体験する」
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日時:2月8日(土)14:00~17:00
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ
進行:トキ (小谷真司)、よっしー(吉村光伸)
レポート:すみちゃん(伊藤 純香)
今回、はじめて聞く「オープン・ダイアログ」という手法とコーチ
ングへの活用について興味があり、参加しました。
まず、「コンビニのおむすびの中で、自分を『おむすびの具』に例
えると何?その理由は?」で自己紹介。「同じ『鮭』と言った人で
も、それぞれ理由は違うよね」ということを確認し合いました。
前半は、「コーチングでは“答えは自分の中にある”のに対し、対話
(ダイアログ)では“対話の中でうまれてくる”」とレクチャーを
受け、“ナイキの厚底シューズ問題”と“夫婦別姓”といった旬な
話題をテーマに、グループで対話。プライベートな内容に踏みこむ
部分もあったため、すごくリアリティのある発言に、<ダイアログ
心構え4ヶ条>である“自分の意見を主張すること”“他人の意見を
尊重すること”“判断を保留すること”“探究プロセスであることを
意識すること”を体験することができました。グループワークを通
して、「自己開示できる場を持てた」「こだわっていたことが話した
ことで解消できた」という意見も出て、対話への理解を深めること
ができました。
後半は、『オープン・ダイアログ』についてレクチャーを受けました。
オープン・ダイアログは、1980年代にフィンランドで開発された
精神疾患の治療方法。その中で使われる30の言葉は、“対話の言葉”
として出版・カード化されています。今回は、コーチングでの活用
の可能性として、30枚のカードから1枚を各自が選択。ペアでそれ
ぞれコーチ役、クライアント役になり、“自分と身近な人の間にある
問題を解消するための対話”にチャレンジ。最後はペアで振り返りを
し、全員でシェア。カードには、[キーワード、イラスト、使うべき
状況、問題点、解決策]のパターンが書かれていて、この“パターン
・ランゲージ”を対話で活用すれば、医療現場だけではなく、家庭、
学校、職場、地域など、さまざまな場面で活用できる可能性を感じる
ことができました。
いろいろなワークやセッションを通して、『対話』の「自己開示」
「関係構築」を体感することができました。
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2020年1月のイベント報告
~「人生100年時代コーチングで人生をデザインする」
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日時:1月8日(水)19:00~21:15
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ
進行:ゆぅのすけ(大谷優子)、タニさん(谷一善)
レポート:あぼちゃん(阿保陽子)
昨年末からそろそろ新しい人生目標に向けて動き出したい、と思って
いたところ、「コーチングで人生をデザインする」という副題に引き
寄せられて参加しました。
始まりはなんとなく元気のない空気でしたが、ゆぅのすけちゃんの
明るい声に促されたアイスブレイク、「2020年叶えたいこと」を伝え
て「○○さんなら叶うよ!」と応援し合うペアワークで盛り上がり、
一気に体温も上がってきました。私の中では、まだ言葉にするのが
不安で揺れていた夢を口にできたこと、宣言するたびに「いいね!
叶うよ」と言ってもらえて肚決めできたことが大収穫でした。
コーチングで人生をデザインするといっても、何をどうデザインする
のか?10年前にはなかった職業も生まれ、人生を考える選択肢も多様
化してきた。今までの価値観ではなく、「自分の価値観」に基づいて
人生の生き方を描くことが大切。その究極は『幸せに生きる』こと。
では、自分にとっての幸せ、って何だろうか?ワークシートを使って
「自分にとっての幸せ」を書き出してみると社会貢献、健康、お金、
家族といったカテゴリーでみなさんそれぞれの幸せが出ていました。
過去の経験、体験から自分の価値観を深堀りするワークでは、すっか
り忘れていた小学校の先生のことを思い出して、懐かしい温かい気持
ちになりました。子どもの頃に好きだったこと、これから実現したい
ことの書き出しと、テーブルでのシェアで前半終了。ここまででも随
分と人生の目標がハッキリと言語化できました。
後半、ライフデザイン・キャリアデザインでは「キャリアアンカー」
「計画された偶発性理論」「一瞬で自分を変える法」について、エッ
センスをわかりやすく伝えてもらいました。特に「計画された偶発性
理論」はタニさんの実例をストーリー仕立てでお話しいただいて、身
近に感じ取ることができました。経営資源を発掘!のワークで「でき
そうなことは何だろう?」の問いに、自分で思った以上に書き出せて
びっくりしました。
老後2000万円問題など、未来に暗い不安を持ちがちですが、「幸せ」に
フォーカスして問いを立てることで人生を明るく描けるのだと、コーチ
ングの力を体感できた勉強会でした。
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2019年9月のイベント報告
「アサーティブ×コーチング」自己表現の秘訣
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日時:2019年9月4日(水) 19:00?21:15
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ 研修室
進行:ひとみ(森田ひとみ)、アリー(三上弘恵)
レポート:ひらぱく(平木博昭)
平日の夜でしたが、11名の参加者。うち3名の方が初参加。
アサーティブネスとは自己主張すること。
アサーティブコミニケーションについて学びました。
最初に自分のコミュニケーションの傾向について診断。
16の質問事項に5段階評価で答えます。
自己表現ができているか?
それは建設的なものであるか?
何ができて何ができていないのか?…
自分のコミュニケーションについて、改めて考える時間でした。
次に、会話するときの表現の傾向をタイプ分けしました。
(1)攻撃タイプ、(2)服従タイプ、(3)建設タイプ。
こういう勉強会に参加する人は建設タイプです。
目指すは建設タイプ、攻撃的にならないように注意しています。
事例の対応が、どのタイプに当たるのか区別してみました。
どのタイプなのかは、すぐにわかります。
そして、図を使って、アサーティブかノンアサーティブなのか、
アサーティブコミュニケーションかノンアサーティブコミュニ
ケーションなのか、説明を受けました。
そして、「2人組になって自分の権利を言う、1人は自分の権利を
言ってもう1人はそれに同調する」トレーニングを行いました。
相手が同調してくれるのはいい。
次に、相手をほめる、ほめられるというトレーニング。
初対面の人をほめるのは難しい。きちんと見てあげないといけない、
集中しました。ほめられるのは照れくさいです。気持ちはいいです。
最後に、コーチングのトレーニングです。
なぜきちんと自分の意見が伝えられないのか?
中身を事実・感情・要求・結果と整理すると、何をするべきかが
見えてくる。前向きに自己主張することです。
この整理、自分でやるのは難しい。
人の整理のお手伝いは出来るのに自分のことはできない…というか
考えていない。
改めて自己主張の難しさ、大切さがわかった今回の勉強会でした。
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2019年8月のイベント報告?JCA広島チャプター交流会「カタリア」
~そうだ、コーチングの未来について話そう~
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日時:2019年8月7日(水) 19:00?21:00
会場:肉グリル&イタリアン エビスキッチン
進行:めぐりん(前原めぐみ)
レポート:めぐりん@前原めぐみ
今年の広島チャプターの年間テーマ「つながる」。
勉強会でいつも顔を合わせ、切磋琢磨しているみなさんと、
会議室以外でも「つながりたい」!!
みなさんがどんな想いで勉強会に足を運んでくださるのか、
私たちはどんな「場所」であることを望まれているのか、
コーチングの事・コーチング以外の事をもっと気軽に話したり、
聴かせてもらうために私たちにどんな事が出来るのか。
そんな想いから、第一回交流会「カタリア」が企画されました。
会の名前「カタリア」の由来は、
語り合う場所→カタリアウバショ→カタリアです。
いつもの会議室を抜け出して、中区のイタリアンレストランへ集合!
存分に語り合うための特効薬である「オイシイお料理&ドリンク」
とともに、総勢7名でゆるやかに会は始まりました。
ただの「飲み会」とならないように、あれこれプログラムも考えて
いたのですが、話は想像を超え盛り上がり(途中でしゃべり過ぎと
注意を受けたくらいです…)あっという間にタイムアップ。
参加して下さった方には「ステキなお土産」をご用意☆彡
そして秘密のプログラムは次回「第2回交流会・カタリア」に持ち
越しとなりました。次回をお楽しみに。
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2019年6月イベント報告〜「コミュニケーションはキャッチボール(R)
〜ここから始まるコーチング〜」
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日時:2019年6月1日(土) 14:00〜16:15
場所:広島市文化財団 西区民文化センター 大会議室C
進行:宮田純子 岩元佳子
レポート:ひとみ (森田ひとみ)
土曜日の昼下がり、10名の笑顔が集まりました。
1.まず、好きな球技とその理由を交えた自己紹介
2.コミュニケーションについて全員で意見を出し合う
(1)悪いコミユニケーション
目を見ない、詰問調の話し方、笑顔がない、決めつける、一方的、
勝手な解釈、話の腰を折る など
(2)良いコミュニケーション
受け取りやすい言葉、どこへボールを投げるか予告、
どこに投げてほしいか合意、キャッチしてほしいと願いを伝える
ナイスキャッチと承認する、どんなボールも受ける など
3.「キャッチボールをスタートさせる条件」を意識して
2人組でキャッチボール&会話
(1)どちらかが、始めたいという意思を持つ
(2)相手の同意をとる
(3)向かい合って立つ
(4)適度な距離を取る
4.ボールを使いながら「うまくいくキャッチボールの条件」を
レクチャー
(1)完了させる
(2)待つ。「間」を取る
(3)相手の聞く能力を高めるように話す
(4)相手の話す能力を高めるように聞く
(5)受け入れる
「進路に悩む高校3年生女子と先生」という設定で、ファシリ
テーターの2人がボールを投げながら悪い例と良い例を紹介され
ました。たくさんのボールを次々に投げられたらどう感じるか、
うしろから投げられたらどう思うかなどを実感できました。
5.3人組になって、「うまくいくキャッチボールの条件」を意識し
ながら2人が5分間のコミュニケーションをとり、もう1人が
フィードバックをしました。
『どんな球でも取る』という松井秀喜さんの言葉が響いた人もいれ
ば、『コミュニケーションは質より量、続けていればいつかは合意に
向かっていく』という言葉でコミュニケーションに前向きになれた
人もいたのでは、と感じました。
色とりどりのクッシュボールを実際にキャッチボールしながらの
コミュニケーションは、とても新鮮で楽しい時間でした。
ありがとうございました。
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2019年5月のイベント報告 〜中国地方からコーチングの未来を創造する
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中国地方チャプター第4回 合同学習会
『中国地方からコーチングの未来を創造する』
1.コーチング研究所国際会議参加報告 岡山チャプター佐藤典子氏
2.コーチング型マネジメント (株)コーチ・エィ 桜井一紀氏
3.コーチングパティオ 広島チャプター 岩元佳子
山陰チャプター 足立博俊氏
日時 : 2019年5月12日(日)10:00〜16:30
会場 : 米子市文化ホール研修室
リポート : 岩元佳子
1.コーチング研究所国際会議参加報告
ハーバード大学コーチング研修所の国際会議をレポートしてくれ
ました。ポジティブ心理学と併せてコーチングの学術的基盤が、確立
されてきているそうです。また、医療分野では、患者がモチベーショ
ンを持って疾病に向き合えるような「モチベーショナルインタビュー」
について、ドクターがコーチングを研究されているそうです。
世界のコーチングの潮流に触れ、基盤の確立と広がりを感じました。
後半はこれまたホットな「ストーリテリング」の手法についての
レクチャーとワークでした。言葉だけだと脳の2箇所が反応。そこ
に色・香り・味など五感が加わると脳の多くの部分が反応するそう
です。それによって、理解や共感や記憶につながることをワークで
実感しました。
2.コーチング型マネジメント
コーチング型マネジメントとは、コーチングスキル活かしてマネ
ジメントすること。といってもマネジメントの全てをコーチングに
するということではなく、指示命令もティーチングも必要で、今ま
でのマネジメントに「コーチングをプラスする」ことです。
「教える」というよりは「考えさせる」、「やらせる」というより
は「自発性」に働きかけるというスタンスです。
これをマネジメントに取り入れていくためのポイントとなるメソッド
を教えていただきワークをしました。
詳しくは?コーチエィ様のサイトで検索してみてください。
3.コーチングパティオ
広島チャプターのオリジナルコンテンツのコーチング体験会を、
今回は山陰チャプターさんとジョインして進行しました。
代表の足立博俊氏によるコーチングフローとデモコーチングに続き、
全員で三人一組になり、コーチングを「観る」「受ける」「やる」を
体験して頂きました。花の咲いたパティオ(中庭)のような雰囲気で、
同じグループのコーチの在り方を「観る」「受ける」で学び、初めて
の方も全員コーチングデビューされました。
日常の中でコーチングを生かしてくだされば幸いです。
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2019年4月のイベント報告 〜コーチング・パティオ
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日時:2019年4月3日(水)19:00〜21:15
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ
進行:森田ひとみ(ひとみさん)、中山美和(みやちゃん)
レポート:Z ズィーさん(福田)
まず初めに、コーチングとは?を話し合いました。
続いて、コーチングの効果やスキル等の説明、パティオの流れ、
オブザーバー、コーチ、クライアントの役割の説明を受けました。
いよいよ実戦の始まり〜。3人で自己紹介をしました。
自己紹介のお題は、「3つの好きな花とその理由」。
う〜ん、これ男子にはきついお題です。
頭をひねりながらも、ひまわり、れんげ、ゆりと言いました。
ひまわりが好きなのは、「ひまわりって花が同じ方向を向くけど、
そんな中にいくつかのへそ曲がりひまわりが別の方向を向いていて、
それを探すのが好きだし、自分の生き方もそうありたいと思ってい
る」なんてことを自己紹介しました。
女性は流石ですね。私が聞いたこともない花の名前を挙げてました。
そして、7分(コーチング)+3分(振り返り)のコーチングタイム
を3回繰り返します。私がいたチームでは、初めての人が1名いらっ
しゃって新人マークをつけてのコーチ役でした。
コーチ役の時、最初は少し緊張されていたようですが、次第に慣れ
てきて笑顔も出るし、身振りも大きくミラーリングもやっていたり
して、コーチ体験バッチリでした。
コーチングのテーマは、クライアント役が決めて話します。
質問等によって、普段色々考えているものとは違う新たな気づきが
得られたという発言や仕草がありました。また、意識的に思考の
深掘りを行うため、普段考えたことがないような事も浮かんできた
りしていました。
フィードバックも良い点を中心に、改善点も前向き言葉を意識して
行うので、フィードバックそのものがコーチング的会話の勉強にも
なりました。
3ターン終了したら3人で全体の振り返り(3分)を行いました。
ここでは、既にいろんな話をした後なので、自身も深い振り返りが
出来るなと感じました。
ここからもう一度、3人のメンバーを入れ替えてのコーチングタイム。
クライアントのテーマは同じでも良いし、違っても良いとのことで
したので、私は前にやったテーマを意識して使いました。なぜなら、
違う人と話すと、話が前と比べてどう進むのか興味があったからです。
上手に言葉に出来ないのですが、違う人との会話は、普段使わない
思考回路が働く感じがあり、別のコーチから同じテーマでコーチング
を受けるというのも面白いかもと感じました。
最後に全員での振り返り、一人ひとりが感想等を発表しました。
ベテランの方もクライアントとして、コーチとして、オブザーバー
としてそれぞれ気づきや刺激を受けられたようです。また、新しく
参加された方もコーチングの良いイメージが深まり、みなさん、
更に勉強していきたいとの気持ちになられた様でした。
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2019年3月のイベント報告 〜ファミリーコーチング
「老いる親×コーチング」
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日時:2019年3月6日(土)19:00〜21:00
会場:合人社ウェンディひと・まちプラザ
進行:岩元佳子 吉村光伸
レポート:久保田志穂(しーちゃん)
「老いる親×コーチング」というテーマでの勉強会。ネガティブな
イメージの老いや親子関係なので、暗くなるかもしれないと思いつつ
スタート。
最初のアイスブレイクは「円背(えんぱい)」。何だろうと思いつつ、
グループホームの現場で働くよっしーのリードに従います。二人一組
を作り、まずは、一人が肩幅くらいに足を広げて立ちます。もう一人
はそれを真横から上腕の辺りを押します。力の加減を徐々に強めて
何度か押します。結構、持ちこたえられます。
次は、お年寄りのように腰を屈め、膝を曲げます。その状態で同じ
ように横から押すと、ほんの軽い力でよろめきます。まったく踏ん
張りが利かなくなってしまうんですね。身をもって体験したので、
電車でお年寄りに席を譲るだけでなく、色んな場面で気を付けて接
しようと強く思いました。
そこから本題に入り、「老いる」ことによる変化をグループで話合い
ました。3〜4人×3つのグループです。そこで出た意見に脳の見地
からみた解説をもらいました。老いると段々、前頭葉の機能が衰え、
より動物的な生存に必要な部分が剥き出しになるようです。例えば、
感情の起伏が激しくなったり、考えが凝り固まったり、子供に戻った
ような態度になるなど。
では、そういった老いによる変化が起こった時に、どうするのか。
アサーティブなコミュニケーションを取り入れてみましょうと今回の
リードの一人、かこさんに提案されました。
まず、アサーティブの解説。その後にケーススタディを5つしました。
その中の2つを簡単に要約して紹介します。
ケースB:「お風呂に入らない親に入ってもらいたい」
→出席者の提案したアサーティブな対応
「温泉の素を入れる、足湯や身体を拭くなどの代替え提案、入るのは
面倒だよね、と寄り添う声掛け、綺麗になったら良いことがあるよ、
薬が効くよとメリットを伝える」
現場のよっしーによると、お風呂は体力を使うので億劫になるそう
です。昼など体力のある時に入るのも良いようです。
ケースC:「義母があなたの料理は味がしない、とコンビニ弁当を
買ってくる」→出席者の提案したアサーティブな対応
「味見をしてもらう、一緒に作る、味付けを教えてもらう、一緒に
コンビニ弁当を買って食べる、味付けでなく旬の野菜だとか素材の
情報を伝える、薄味の方が健康になる、バランスよく食べた方が
よい、と伝える」
施設では舌苔(ぜったい)の量や口臭など健康チェックをします。
そして、亜鉛不足で味覚が衰えるので、広島名産の牡蠣など亜鉛の
豊富な食べ物を取り入れるそうです。
実際に親の介護に当たられている方もおられましたが、暗い話とい
うより深い話になりました。プロの話も聞け、コーチングの客観的
な視点で実りの多い時間を過ごせました。
よっしー、かこさん、ありがとうございました。
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2019年2月のイベント報告 ~リッチピクチャーコーチング
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日時:2019年2月2日(土)14:00~16:00
会場:広島市西区民文化センター 大会議室A
進行:小谷真司(トキさん)、久保田志穂(しーちゃん)
レポート:岩元佳子(かこ)
イギリス生まれの「Soft Systems Methodologies」という問題解決の
手法の一部である「リッチピクチャー」を、コーチングに応用した、
「リッチピクチャーコーチング」
まず「全国アホ・バカ分布図」を使ってアイスブレイク。単に面白い
だけでなく、視覚化することのメリットも感じて、スタートしました。
絵も字も苦手な自分が、果たして「リッチピクチャー」なるものを
書けるのか不安でしたが、新撰組を例にしたサンプルや、しーちゃん
の身近な例で、表現することのイメージがつかめてきました。
ここからが実践。自分自身のテーマについて、現状をどのように把握
したり、感じているかを絵や図や言葉を使って「見える化」します。
そして、このリッチピクチャーを使ってのコーチングを体験しました。
メリットは、とにかく課題が見えやすいこと。クライアントとコーチ
が共通認識を作りやすいし、クライアントは、描いている間にセルフ
コーチングができているから、短時間で深いセッションができる可能
性を感じました。
私自身がコーチとしてハッとしたのは、リッチピクチャーを見ながら
聴いていると、クライアントのノンバーバル(言葉以外の表情など)へ
の意識が薄くなっている瞬間があった事。
リッチピクチャーは有益な手法なので、これを充分に活かすには、
コーチ側が策に溺れてはいけないなぁと自戒。
トキさん、しーちゃん、あっという間の2時間でした。
ありがとうございました。
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2019年1月のイベント報告 〜フィードバック
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日時:2019年1月9日(水) 19:00〜21:00
場所:合人社ウエンディひと・まちプラザ
進行:谷一善、ゆぅのすけ(大谷優子)、
レポート:アリー (三上弘恵)
これまでコーチングの基本スキル「傾聴」「承認」「質問」と学んで
きて、今回は「フィードバック」。
コーチングにおけるフィードバックとは、相手が達成したい目標に
対して、今どのような位置・方向にいるのかを伝えること。
フィードバックの効果的な6つのポイント
1. 否定しない
2. 自分の物差しで判断しない
3. 具体的に伝える
4. 具体的にほめる
5. “I(アイ)”メッセージで伝える
6. 適度にまとめる
と、説明と事例の紹介がありました。
仕事ではどのように「フィードバック」を使っていくのか?
フィードバックが効果をあげるには、その前の関わりが大切とのこと。
例えば、リーダーはチームのメンバーとの話の中で、
「なぜもう少し○○してくれないのか?」と考える場合もあるけれど、
相手に矢印を向けるのではなく、自分に矢印を向ける。
自己開示をし、自らが声掛けをして相手が話しやすい雰囲気を作る。
相手の名前を呼び、認める。上から目線ではなく、敬意を払う。
相手が何を大切に思っているか? 相手の価値観や趣味、仕事等に関心
を持ち、相手のことを考える。
これは、「傾聴」「承認」「質問」というコーチングの基本スキルが
活かせます。
お互いの良好な関係性を作り、普段のたわいのない話「会話」から
「フィードバック」の要素を取り入れて、
・事実を伝える
・変化を伝える
・感じたことを伝える
等により、さらに双方向の目的のある「対話」へと発展させること
で、部下育成や面談も、より成果のあるものになるとのこと。
勉強会では、お互いの共通点を探すワークから始まり、相手の話を
聞くワークを通して「フィードバック」を取り入れた対話を体験し
ました。
最後に、山本五十六 氏の
「やってみせ、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば
人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず」
という言葉を教えていただきました。これはまさにコーチング。
「You may do it! 」から「I may go it! 」として、これからは自ら
がしていくことを本日のメッセージとして、プレゼントされました。
フィードバックは、コーチングだけでなく、普段の仕事や生活に於い
ても使っていきたいと思いました。
谷さんとゆぅのすけのそれぞれの個性が際立った楽しい講座でした。
ありがとうございました。
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2018.12月のイベント報告 ~あなたの情熱に火をつける場活コーチング!
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日時:2018年12月8日(土) 14:00~16:00
場所:東区民文化センター(大会議室)
進行:広島場活塾:トトロ(宮沢友幸)、
日本コーチ協会広島チャプター :しーちゃん(久保田志穂)、アリー(三上弘恵)
レポート:めぐりん (前原めぐみ)
今回のテーマは「あなたの情熱に火をつける場活コーチング!」
初雪の降る中、情熱に火をつけるべく参加しました。
懐かしの「フルーツバスケット」でアイスブレイクが始まります。
円座になってイスに座り、お題に合わせて右往左往の席取り合戦です。
体をしっかり動かした後はペアになって「実は私って○○なんです」
と暴露大会。心もほどよく解放してからいよいよ本題です。
場活とは東洋哲学(儒教、禅)、心理学、コーチング、教育学などを
掛け合わせ、やり方ではなくあり方・考え方にフォーカスしている
らしい。
他にもカウンセリング・コーチング・場活の違いや、変化する
「やる気」の源泉など「場活」の基本を学びました。
次にU理論に触れながら、たくさんの問いについて考え、ペアで
じっくり話し合いました。
問1)子供のころ夢中になった事は
問2)どうして夢中になったのか
問3)ワクワクするような仕事とは
問4)何のために仕事をしているのか
そして「レジ打ち女性の物語」のVTR鑑賞。
何をやっても続かず仕事にやりがいが持てなかった女性が、子供の
頃になりたかったピアニストの夢を思い出し、レジをピアノに見立て
て練習。やがてはブラインドタッチを身につけ、お客様に愛されると
いう話しでした。手元しか見えない一人の世界から、目線を上げて
周囲を感じて見えてくるものは…。
今日の一連のワークとリンクしていて、「私の枠・私の源泉」に素直に
置き換える事ができました。
何度も子供の頃に還り、子供のころの自分がどうであったか、
今はなぜそうあることができないのか何度もペアで話し合いました。
しっかりと心のプロテクターを外した後は、1on1のコーチング。
現状となりたい未来をしっかり掘り起こし、どうすれば叶うのかを
互いにコーチングし合いました。
子供のころの自分に大人の自分がたくさん会いに行く作業を繰り
返す中で、かつて持っていたワクワクや情熱はなくしたわけでは
なく、忘れていただけだと気付きました。
私の「情熱」はかくれんぼが得意ですが、パターンを知ることが
できたので次からは早く見つける事ができそうです。
今度は、誰かの「情熱」の捜索のお手伝いから始めることも、
コーチングのひとつのアプローチの方法になりそうです。
「場活」と「コーチング」の相乗効果をたっぷり感じた2時間でした。
提供して下さった、トトロさん、しーちゃん、アリー、ありがとう
ございました。
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2018年11月のイベント報告 ~前向き質問
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日時:2018年11月7日(水) 19:00~21:00
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ3階会議室AB
進行: かこ (岩元佳子)、みさ (岡本巳査子)
レポート: あぼちゃん(阿保陽子)
「良い質問をすることは大事」と知っていても、日常生活でも研修や仕事
の場面でも、うまく質問が思いつけないことが多くて、ずっと気になって
いました。
勉強会では、質問についての基礎知識と、
「前向き質問のための6つのステップ」をワークショップで体感しながら
学びました。
「前向き質問のための6つのステップ」
1.「自分への質問」では、
朝起きてから勉強会に来るまでに自分にどんな質問をしたか思い出す
作業。
他の方の質問を聞くと、自分の質問のくせが浮き彫りになりました。
2.「人生にプラスの変化」では、
自分や他人の人生にプラスの変化を起こした質問について、進行のお二
人から具体例をシェアしてもらいました。
3.「観察者になる」では、
ジャッジはしない、どんな気持ちになるのか、ただ観察するワークとして、
なり続ける電話の音を聞きました。
どんなふうに考えるのか、何をやりたくなったのか、やりたくなかったのか、
シェアしてみると、同じ音を聞いても感じ方が実に様々なのだと気付きま
した。
4.「スイッチングクエスチョン」では、
困難や苛立つ状況を好転させた体験を探るワーク。考えるヒントとして、
学ぶ質問と批判者の質問のリストの提示がありました。
全員の体験の中に、自分で切り替えたという資源に気づくことができま
した。
5.「前向き質問」では、
自分自身の未来について。困難に陥ったり何かを変えたいと思っている
自分に向けて、どういう前向き質問ができるか。配布されたプリントに記入。
6.「日々の思考に取り入れる」
選択の地図と自分への前向き質問を書いたプリントを手帳にはさんで
日々振り返り、学ぶ人の道へもどるよう心がけていきましょう。
自分たちで出した質問や、感じたことを題材に解説してもらったので、
理解度がとても深く腑に落ちたように思います。
前向き質問について学びながら、この時間内で自分が持っている問題
の解決糸口がみえてきたのも大きな収穫でした。
ありがとうございました。
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2018年10月のイベント報告 ~Class-I(クラスアイ)&パティオ1on1
@まちづくり市民交流フェスタ
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日時:2018年10月14日(日)
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ5階研修室A
〇Class-I(クラスアイ) 12:30~14:20(受付12:15~)
進行:森田ひとみ 前原めぐみ
レポート:ケリー
進行役のファシリテーターはお二人。
一人が説明して、もう一人はホワイトボードへのグラフィックを担当。
ことばを視覚化(見える化)をすることで、参加者へわかりやすく、
またファシリテーター二人の息が自然と合っていて心地よい空間を
醸し出していた。
私自身、クラスアイのワークショップには初めて参加した。
現在の自分の姿を、一台のバスに例え、バスの行き先はどこなのか?、
どんな自分が乗っているのか?を、バスの席の枠(自分の今の姿)が
足りなくなるほど書いた。
また未来の自分の姿をもう一台のバスに例えて、同様に行き先と未
来の自分を想像して書いていった。
現在の時は、席が足りなくなり枠を追加するほど書いたが、未来の
時はそれれほどではなく、じっくりと考えながら書いた。
ファシリテーターから、『現在』と『未来』とでは、人によって書
きやすい方が違う、との話があった。
『現在』の姿の方がすらすらと書きやすい私は、現実思考だからな
のか?それはどういうことに由来するのか聞いてみたいと思った。
自身の『今』と『未来』を見つめるワークショップであった。その
内容を隣席の方と語り合うことで、刺激をいただき、より明確化で
き、とても勇気づけられた。
参加した周りの方々も、とても充実した顔をされていた。
ハロードリームや広島チャプターのみなさま、参加させていただき
ありがとうございました。
このワークショップに、これからも沢山の方が参加して、笑顔が広
がっていくことを願ってます。
〇コーチングパティオ1on1 14:30~15:30
進行:しーちゃん(久保田志穂)、みやちゃん
レポート:スミノフ(宮田純子)
「コーチングってどんなことやるの?」という期待やワクワク感や
不安…が入りまじるなか、スタートしたミニコーチング体験(15分
間)。今回は前半のclass-Iの流れから、「なりたい自分」をテーマ
に、それぞれの目当てのコーチからセッションを受けました。
日々多用な中、「1対1で向きあって、誰かにしっかり話を聴いて
もらう」時間なんて、普段はめったにありません。共感しながら話を
聴いてもらえる、その時点ですでにジーンとくるものがありました。
途中でコーチの方が、「○○について話しているときは、ずーっと
笑顔でしたね」とか、「△△という言葉は繰り返し出てきましたよ」
とおっしゃった時には、全く意識していないことだったのでちょっと
びっくり。さらに、コーチがいろいろ質問をしてくださるのですが、
自分では考えたことのない、いや、考えつかないような質問がくる
こともあり、感心したり、深く考え込んでしまったり。知らない自分、
無意識の自分、心に引っかかっていたことなど、いろいろなことに
気づけ、とても興味深い時間を過ごしました。
ありがとうございました。
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2018年9月のイベント報告
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勉強会テーマ『承認』
日時:2018年9月5日(水) 19:00〜21:00
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ研修室C
進行:さき(矢野紗基)みさ(岡本巳査子)
レポート:みやちゃん
日常にある承認ですが、コーチングスキルとして承認を学びました。
進行役のみささんから承認にまつわる経験を聞かせてもらいました。
そのお話は挨拶がキーワードでした。
承認によって起こった変化を、ホワイトボードに書いて下さいました。
日常で起こる変化を言葉にしておくのは鮮明で良いなと思いました。
印象的だったのは、笑顔が増える…美人になれた♡
後半は、進行役のさきさんのお話で、承認で大切な3点を教えていた
だきました。
・存在
・結果を認める
・事実
この3点は相手に伝えることをしないと承認にはつながらないとい
う、当たり前に感じますが重要な事が学べました。
驚いたのが自分の良いところを発見するワーク。自分のよいところ
をただただ書き出しました。
それを隣の方とペアになって、ただただ読み上げて聞いてもらいま
した。
私は、涙が出てきたのでびっくりしました。
自分のことを改めて承認することができたのだと思います。
自分の事でも声に出して言うことで、自分の心に届く感覚を味わいま
した。
他人に対してなら尚更言葉にして伝えないと届くはずがないのだと。
そして伝えた事によって、相手にも自分にも変化が起こるのだと。
さきさんの言葉「よーく観察して言葉で言い表す。」
同じ事実でもひとそれぞれの感じ方や、表現も違いますよね。
今回の勉強会で頂いた言葉が、私の力にもなりました。
出会いや、同じ時間を過ごせた事に感謝します。
とても楽しい勉強会でした。
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2018年 6月のイベント報告
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『聴き上手』の秘訣
日時:2018年6月6日(水) 19:00~21:00
場所:合人社ウェンディひと・まちプラザ研修室C
進行:アリー(三上弘恵)、ゆぅのすけ(大谷優子)
レポート:サキ(矢野紗基)
今回のテーマは「聴き上手の秘訣」。「聴く(listen)」「聞く(hear)」
「訊く(ask)」。どれもコミュニケーションには必要なものばかりで
すが、コーチングの「きく」は「聴く」ですね。相手が話したいこと、
聴いてもらいたいと願うことに積極的に耳を傾けます。
会話は聴き手の態度が重要です。相手が安心して話せる雰囲気づくり
から。具体的なスキルとしては、相手のペースに合わせて首を動かす
「うなずき」、聴いているサインとして声を出す「相づち」、相手が話
したことばを受けとめてそのまま口に出して繰り返すいわゆる「オウ
ム返し」も効果的。「確かに聴いてもらえている」と相手は安心します。
最初のワークは「お地蔵さんゲーム」です。
聴き手が「お地蔵さん」役。話し手は懸命に話しかけますが、まるで
反応しない相手に、徐々に話す意欲を失っていき、さらに自分の存
在が無価値ではないか?という想いにかられました。
次に、聴き手は真逆の対応。積極的にうなずき、相づち、繰り返し
を入れながら、傾聴です。今度はどんどん話せます。聴き手の態度
が違うだけで、こんなにも場が変わるんですね。お互いの関係性が
グッと高まり、短時間で相手に好感を抱くまでに。
休憩をはさんで、聴くレベルを変えてのワーク。
自分中心で聴くと、相手の話題をかっさらって、いつの間にか聴き
手が話し手の座に。これは日常でよくある光景。話を奪われた話し
手側は、フラストレーションを抱えたまま終わりです。
次に、聴くレベルを上げて、しっかり最後まで話を聴いてまとめて
返す、という対応にチャレンジ。やはり、聴いてもらえている感が
あると話す側は嬉しいし、楽しい。
最後は、話した内容だけでなく、ことばにしきれなかったことまで
くみ取ってフィードバックです。気持ちまで察して伝えてもらうと、
話した自分でも気づかなかったことに光があたって、あらためて意
味を見出し、自分自身の価値すら上がる感じがしました。この聴き
方こそコーチング!
「聴く」ことは、コーチングで土台となる最重要のスキルです。今
回、あらためて「聴く」ことの価値と重要さを感じました。どれだ
け聴き取れたか、より、どれだけ相手に誠実に真摯に向き合えたか、
が大切なのだと思います。心して、今後も「聴く」力を磨いていき
ます。
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2018年5月のイベント報告 『コーチングの最先端を探る』
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2018年5月20日(日)10:00~17:00
合人社ウェンディひと・まちプラザ マルチメディア・研修室
講師 : 石川 一郎 氏 、本間 正人 氏
リポート : こまっちゃ(小松睦実)、ひとみさん(森田ひとみ)、しーちゃん(久保田志穂)
5月20日、日本コーチ協会中国チャプター合同勉強会
「コーチングの最先端を探る」に参加してきました!
AIの台頭、仮想通貨、グローバル化が進む現代、新しいものが生ま
れ、世の中は多様化な社会に移り変わる中、これから生きる上で、
どんな力を育てレバ良いのか大変気になるところです。
「2020年の大学入試と教師問題」を香利ヴェール学院学院長の
石川一郎氏に紐解いていただきました。
アクティブラーニングとは?
ただ知識を問うのであれば、もうAIには敵わない。AIにはできない
創造力 などを鍛えていく必要があります。
実際、順天堂大学医学部の入試問題には驚きました。もうこんな
時代なんだなと。どんな風に評価するのだろうと言うことが気に
なる私は、やはりどこかで正解を探していることに気がつきました。
「どうしてそう思うのか」「どうなるのか」という問いで深めていく
習慣は必要だと感じました。教育現場だけではなく、日常に
アクティブラーニングを取り入れたく思います。
また、ちょっぴりお茶目な京都造形芸術大学教授 本間正人氏との
対談は会場と一体化させた質問形式で行われました。時には
ロールプレイイングをしてみたり、コーチングを入れたり、
シェアしたり、楽しくも学びある時間に会場は盛り上がりました。
午後の部では、A2018年のコーチング Bタイプ別によるアプローチ
と2つのワークショップに分かれました。
私はAに参加し、本間先生によるコーチングをみんなで体感しました。
最後にロールプレイでコーチ役 子ども役 上司役になり、
コーチング体験によって会場は深まりました。
そうしながらも、他の会場がやはり気になるところです。
最後にさすがコーチ協会だなと舌を巻いたのは バス・セッション
です。
AとBの参加者を取り混ぜて少人数のグループを作り、今日一日で
一番印象に残ったことをシェアすることで、参加していないワーク
ショップもお互いに共有することができました。
あっと言う間の一日だったように思います。
充実した時間を過ごせました。ありがとうございました。
(こまっちゃ)
午後からの分科会 A【2018年のコーチング】
人生100年時代『最新学習歴』を更新し続けることが大切という
印象的な言葉からスタート。
まず、“2018年のコーチング”で知りたいことは何か4人組で話し
合い、ホワイトボードにみんなから出た質問に本間先生が答える
という形のワクワク講義に心鷲み。
“生徒の力の伸ばし方・引き出し方”
“大人相手のコーチングについて話の引き出し方”
“大学のキャリア教育にコーチングをどう活かせるか”
“自ら主体的に学びたくなるように引っ張り込むには”など
10項目を丁寧にわかりやすく、類なきパワフルトーク、豊富な知識、
最高の面白さそして人に対する温かさ、まさに本間ワールド全開で
最高の学びが出来ました。
教育に関することが多かったため、『先生』『生徒』『校長(上司)」
の3人組ワークで“どの質問が機能したのか”引き出せたのか
体感学習をしました。
相手を変えることは出来ないが、聞き方や声掛けを変えていくこと
で、関係性は変えられることや、受容と創出で可能性が引き出され
ることが発見できた気がします。
笑い声に包まれた最高の学びと最高のひと時に心から感謝です。
(ひとみさん)
午後からの分科会 B【タイプ別によるアプローチ】
自分のタイプと相手のタイプを知っていれば、コミュニケーション
が円滑にいくということで受講しました。
持って生まれたタレントにより『木・火・土・金・水』という
エレメントに分類。生年月日ではなく、例えば、火の人は仲間思い、
金の人は合理的、など傾向から推し量りました。
最初は好きな場所に座っていましたが、自分が持っている才能で
あろうというエレメントの元へ移動。木同士、火同士…と同じ
エレメント同士で集まりました。そこから、自分のエレメントの
弱みと強みを出し合う。同じタレントを持っているので、お互いに
「わかる」、「あるある」と盛り上がりました。
最後は各エレメントをバランス良くグループ分けしました。良い
影響を与え合うエレメント、悪い影響を与えることがあるエレメ
ントもあり、今回は、悪い組み合わせを想定してのコーチングの
シミュレーションをしました。
私のタレントは『木』で、「今」「なんか」が口癖なのだそう。
確かにそうかも、と思いながら、自分が相手のタイプによって
浮き沈み、場合によっては知らないうちに無理を強いていたかも
しれない、と思い、人を観察して、より良い人間関係を築く
きっかけになりそうでした。
(しーちゃん)
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2018年3月のイベント報告
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『コーチングパティオ』
3月7日(水) 19:00~21:00
進行:アリー(三上弘恵)、みやちゃん(中山美和)
レポート:忍ニン(服部哲茂)
今月の勉強会は、コーチングパティオ。コーチ協会恒例行事です。
パティオとは中庭のこと。中庭に集った人同士がお互いにコーチング
しあう、いわば、コーチング体験会です。
一般的な体験会との違いは集った全員が、コーチ役、クラアイン役、
オブザーバー役の三役を体験できること。
従って、コーチングを受ける、観る、やってみるが1日で体験でき
ました。
先ずは自己紹介。ここで、新しいツールが登場。質問カード。
車座に座った参加者の中心にテーブルが置かれ、そこには何やらカード
が置かれています。そのカードには質問が掛かれていて、裏で引いて
そのカードを使って自己紹介。
私は「あなたを色に例えると何色?その理由と共にお答えください」
と書かれたカード。少し考えてから
「私の色はオレンジです。何故か今はこの色が思いつきました。
明るくて、前向きな感じで、この場の雰囲気がそうさせたと思います。」
と自己紹介。いつもと違う自己紹介が出来ました。
その後、「コーチイグとは」「コーチ、クライアント、オブザーバーの
留意点」等解説があり、グループ分け
コーチング初心者、プロコーチを振り分けパティオ開始
私は先ずはコーチ役からスタート
少し入り組んだテーマでしたので、状況を聴きだすのに時間が掛りま
したが、何とか、次の行動を見つけていただきました。
次にオブザーバー役。最近コーチングを勉強しているという方が
コーチ役。一生懸命聴こうと言う姿勢が見られ良いコーチングでした。
最後はクライアント役。ちょっとこの場では大きなテーマにも関わらず、
色々聴きだして頂き、頭の整理ができました。
一通り体験して、メンバーチェンジして、もうワンクール実施。
あっという間の2時間でした。
今回は最近の勉強会では最も多い、15名の参加者。
また、コーチング初心者は2~3名と少なく、少しずつコーチングを
勉強してきた人が増えてきたような印象を持ちました。
半面、プロコーチの方が4名でした。もっと、多くのプロコーチが
集っていただくといいなと感じました。
とても活気ある会で楽しかったです。
また、多くの方の参加をお持ちしています。
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2018年2月のイベント報告 ~CROSSROAD
~ゲームを通じて大切にしている価値観を見つける~
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2月3日(土) 13:00~16:00
進行:トキさん(小谷真司)、やまちゃん(山根和弘)
レポート:ゆぅのすけ(大谷優子)
【CROSSROAD(クロスロード)】とは。
文部科学省大都市大震災軽減化特別プロジェクトの一環として、
自治体の職員や市民の防災意識啓発を意図して開発されたゲーム。
二者択一の質問により、自分が大切にしている価値観や、他の参加者
の価値観を聞く事でより深い気づきが得られる。との事でした。
最初に、自己紹介と”今日期待している事”を発表した中で、何名
もの方が「自分の価値観」や「新しい自分の価値観」を見つけたい。
と発表されていたのは印象的でした。そして私もその中の一人!
進行は5人1組のグループに分かれ、ゲームを行いました。
質問カードを1枚引き、そこに書かれている質問の答えについて、
自分だったらどうするか?を考え「Yes」または「No」のカードを
グループ内で一斉に出す。というシンプルなもの。
その後、なぜ自分は「Yes」または「No」のカードを出したのかを
グループ内の皆に伝えました。
自分が出した答えと、皆の答えが違っていてビックリしたり、他の
方の意見を聞いて、納得したり。と面白い体験をしました。
さらに、グループメンバーを変え、同じゲームを行うのですが1回目
とは違い「このグループだったら、多数になりそうな答えは何か」
を答えるというものでした。
しかし、皆に合わせた答えを選ぶ中で、なぜだか「これだけは絶対
変えたくない答え」があったことに自分自身が驚き、新しい自分の
価値観を見つける事ができました。
最後に、このゲームでの気づきや学んだ事を付箋に書く中で
『曲げません。私』と書いた自分は、改めて”頑固だなぁ”と
自分らしさも見つける事ができました。
とても楽しい場を創って頂いたトキさん、やまちゃんに感謝です。
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2018年1月のイベント報告 ~場づくりのためのアイスブレイク講座
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1月10日(水) 19:00~21:00
進行:山根弘和、森田ひとみ
レポート:岩元佳子
一人ひとりがパフォーマンスを存分に発揮する為に、不安を取り
除いてほどよく緊張をほぐす。そんな場を創るアイスブレイクって?
コーチングとどんな関係があるの??
ワークを交えながら、楽しく学びました。
緊張を和らげる、お互いの理解、視点やメッセージを伝えることを
目的としたアイスブレイクは、個人コーチングの時にも使いますね。
グループに対してだと、みんなの名前を覚える、リフレッシュ、
グループ紹介、チームワークを高める…などなど、目的に応じて
いろんなことができるそうです。
まず前半は「静」のアイスブレイク。言葉や思考を使う感じ。
印象に残ったのは「実は私、〇〇なんです」で自己紹介。
よく知っている人でも意外な価値観や体験があるものですね。
初めて会った人とも見た目の印象とのギャップがあると、また盛り
上がります。それで一気に親近感もわいてきました。
まさに氷が解けていく感覚です。
後半は「動」のアイスブレイク。体を使います。
森田ひとみさんの熱演。まず講師がノリノリでやると場がすぐに温ま
ることを目の当たりにしました。
輪になったり、手をつないだり、歌って踊ったり、じゃんけんしたり、
様々なアイスブレイクに、沸騰しそうなくらい挑戦しました。
印象的だったのは、円陣になって〇〇から××へと名前を呼びつつ
エアボールを投げるもの。実際にはボールは無くて、投げるふりだけ
ですが、ボールの大きさや質感、投げる強さも人それぞれ。
それを楽しみながら名前が覚えられるのが面白かったです。
最後にリクエストに応えて「人間知恵の輪」。隣の隣の人と手をつな
いだまま、くぐったり跨いだりして、1つまたは2つの輪になるアイ
スブレイク。フムフム、これはチームビルディングに良さそう。
最後に「2018年の私を表す漢字」を書いてチェックアウト。
これもアイスブレイク。
最初から最後までアイスブレイク三昧で、
普段のコーチングの中で使えるものをたくさん頂きました。
楽しく学んだ2時間でした。
進行のやまちゃん&ひとみさん、ご参加の皆さん、
ありがとうございました。
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2017年 12月のイベント報告 ~夢レターワークショップ
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12月6日(水) 19:00~21:00
進行:かこさん(岩元佳子)、Keiさん(佐々木華衣子)
レポート:ひとみ(森田ひとみ)
ファシリテーターのかこさん、Keiさんによる夢レターのワーク
ショップでした。11月1日のキティちゃんの誕生日の『夢の日』
にちなみ、1年後の自分へ手紙を書き、なんとそれが1年後自分に
ハロードリームから送られてくるというワクワクする内容でした。
『過去から今の自分自身へのプレゼント』ですという言葉に
いつも自分自身に『おめでとう!一年間頑張りましたね』と書いて
しまう私は(今回3回目の夢レター)
自分への自分からのプレゼントだから、忘れたころ届く手紙がとて
も嬉しかったんだと思いました。
『子供の頃の夢』を2人組で5分間話し、子供の頃の夢はどれくらい
実現したのかも話し合いました。「夢なんか考えたこともない」と
言った人もいましたが、話しているうちに
“今の自分と子供の頃してたことが繋がっている”
“夢に近いものになっている”
“趣味に生きている”など楽しそうな声がたくさん出ました。
また知っている人の意外な子供の頃の夢を聞くことで、一気に距離
が近づいた気がしました。
4人組で他者紹介を実施。人のフィルターを通して聞くと、自分の
今日までの人生が客観的にかつ肯定的に見ることが出来て、とても
楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ダイアローグとして夢の『色』『場所』『力』について話し合いま
した。夢の色や夢を叶えたい場所、夢の場所と聞いて思い浮かぶ
ところ、夢の力、パワーって何?を話しているとみんなどんどん
元気になりました。
“夢のインタビュー”を将来の日付で、夢が実現した未来に意識を
向けそのワクワクした気持ちで、1年後の自分に手紙を書きました。
1年後の手紙は目標でもあるので、『おめでとう』にふさわしい1年
を送ろうと思いました。自分の夢を話しても人の夢の話を聞いても
楽しく、エネルギーに満ち満ちた会場になりました。
夢の発信する力をしっかり実感できた時間を今日はプレゼントして
もらいました。
かこさん・Keiさん、参加された皆さんに感謝でいっぱいです。
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11月のイベント報告 ~Points Of You(R)パンクタム
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11月1日(水) 19:00~21:00
『Points Of You(R)パンクタム』
進行: ゆぅのすけ(廣田優子)、忍ニン(服部哲茂)
レポート: みやちゃん(中山美和)
『パンクタム』というのは写真、言葉、質問のカード各33枚がセット
になっているものでした。
今回はmy photo albumというワークをしました。
まず、自分を表す写真を3枚選びました。
3人1組でしたので、あとの2人が私が選んだカードについて色々と
噂話をしました。私が黙って聞いた後、選んだ理由を発表しました。
これは、自分の思いとは違う事を言われてどう感じるのか?という
視点も面白かったです。
次に、その3枚のカードに言葉カードから選んで題名をつけました。
それまではスムーズにまぁこんなもんかと思って自己紹介のように
話をしました。
私に異変が起きたのは、次の質問カードでした。
同じグループの他の人が私への質問カードをひきました。
それまで普通に話していた自分の事ですが、
「私を笑わせるものは何ですか?」
今、この質問を見ても何て事はありませんが、
その時あの場面で聞かれた事で、いつもは会えない自分に会った
ような。あーこんな事思ってるんだなと、自分に感動しました。
グループの皆が一通りおわると、一枚の紙が配られました。
決められた枠に、my photo albumの題名から直感で思い浮かぶ言葉
を書き出して、最後の1つと題名を線で結びました。
私は、「あるがまま」と「素敵な自分」を結びつけた事により、
課題が増えるかなぁとぼんやりワクワクしました。
今回のワーク、コーチングの成せる技だと痛感しました。
自分の口が普段言わないような事を言う驚きを味わいました。
お部屋にいた皆さんのおかげで良い空間ができていたように思えて、
有意義な時間を過ごす事ができました。ありがとうございました。
2017年 10月のイベント報告 ~コーチングってなあに?
「平成29年度まちづくり市民交流フェスタ参加企画」
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10月15日(日)
『笑顔のコーチング』12:30~14:20
進行: カコ(岩元 佳子)、めぐりん(前原 恵)
『コーチングパティオ1on1』14:30~15:30
レポート:Keiさん(佐々木華衣子)
広島チャプターでの久々の「笑顔のコーチング」に参加しました。
今回は中区袋町のひと・まち交流プラザ「まちづくりフェスタ」の
参加イベントです。
偶然まちづくりフェスタを覗かれ「なんか面白そう?」と参加され
た方も交え、始まる前から“楽しくなりそう~”な雰囲気いっぱい。
春に「笑顔のコーチング」のファシリテーター認定を受けためぐりん
とベテランファシリテーターのかこさんのダブル・ファシリテーター
での始まりです。
まずは「笑顔っこ」
素敵な笑顔・困り笑顔…等々6つの内の1つを表現して当てっこ
柔軟性のある若い方はすんなり受け入れられるのでしょうが、「怒り
笑顔」を取り上げて「怒ってるときは笑やーせんが!」とのご指摘も
後ろの方から聞こえてきたりして、内心「ウフフ・・・」と笑って
しまうシーンもありました。
「ヒーローインタビュー」
笑顔になった体験・誰かを笑顔にした体験をお互いに聴き合う
「他者紹介」
ヒーローインタビューで取材した内容を4人組の他の人に伝える
「笑顔のブレンストーミング」
笑顔のスイッチ・笑顔になる瞬間はどんな時?を数多く出し合う
私(元広島チャプター代表です)にとっては聞きなれたエクササイズ
ですが、初参加の方々にはとても新鮮で楽しく感じられたようで、
終わってから参加の方から「楽しかったよ!」「笑顔になった!」
との声を聞きました。
ファシリテーターデビューのめぐりんの初々しさと、ベテランかこ
さんがめぐりんを優しい眼差しでサポートされて、とても素敵な
講座でした。
私が初めて「笑顔のコーチング」のファシリテーターを体験したのも
チャプターでした。その時を思い出してとても懐かしく、これからも
めぐりん頑張れ!とエールを送りたいと思います。
コーチングパティオ1on1は、
5人のコーチと1対1の15分間のコーチング。
「自分のなりたい自分」についてじっくり考えました。
順番を待っている人、コーチングの終わった人は、ウェイティング
スペースで情報交換。参加者された方がお互いにコーチングの体験
や感想を話し自然と盛り上がっていました。
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2017年9月のイベント報告 ~「ファシリテーションとコーチング、
どこが違ってどこが一緒? ワールドカフェで語って深めよう」
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9月16日(土) 13:00~17:00
進行:日本ファシリテーション協会 めぐりん(前原恵)、
日本コーチ協会広島チャプター ゆぅのすけ(廣田優子)
レポート:すみちゃん (伊藤純香)
今回の勉強会は、日本ファシリテーション協会の定例勉強会へ
広島チャプターから11名が参加しました。
カープの優勝が決まるかどうか、結果を気にしながら始まりました!
最初に、「ファシリテーター」とは、中立的な立場で、チームの
プロセスに関与、チームのワークを引き出し、チームの成果を
最大限となるように支援する人である、と言われました。
「ファシリテーション」を使うことで、場づくり、その中で出て
くるメッセージの受けとめや引き出し、湧き出たものの整理、
ひとつの方向性に導く合意形成までを加速させることができる。
といった説明がありました。
ワークは、まずパティオです。
コーチ協会とファシリテーション協会の所属メンバーがばらばら
になり、3人1組のグループで、コーチ役・クライアント役・
オブザーバー役を交代で行い最後にフィードバックを行いました。
次に、ワールドカフェです。
4人のグループになり「ファシリテーションとコーチングの共通点
と違い」について対話を行いました。途中、メンバーの組み合わせ
を変え、別のグループで話し合いを行い、また最初にいたグループ
に帰り、他のグループで出た意見を共有しました。
ワールドカフェは初めてでしたが、多くの意見を聞くことができ、
模造紙に思いのまま自分たちの考えを書き出していくことで
頭の中が整理されていきました。
コーチングとの共通点をたくさん見つけることができました。
例えば、全体像を見失わず時間管理を行い、一つの方向性に導いて
いく役割であるところ。
あるいは、主役は参加者であり対話や問いかけによる気づきから
促進していくところです。
違いは、参加者によって感じ方がそれぞれありました。
例えば、ある人は、コーチングが対人支援だとすると、ファシリ
テーションはプロセス支援と捉えていました。
一方、コーチングもファシリテーションも同じプロセス支援、
という意見もありました。
ファシリテーションが全体の合意に対して、コーチングは個人の
合意といった意見が出ました。
最後に、どこで使ってみたいか?
ファシリテーションを娘さんの進路決定で活用した方もいらっしゃい
ました。
私は仕事の会議の進行で使ってみたいです。
できるかできないかは関係なく、まずはやってみる!
大きな収穫になりました。参加して本当によかったです。
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2017年7月のイベント報告 ~本間正人氏スペシャルワークショップ
「笑顔」×「平和」×「未来」
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『~本間正人氏スペシャルワークショップ~』
「笑顔」×「平和」×「未来」
7月1日(土) 10:00~12:00
講師:本間正人氏
レポート:ひとみ(森田ひとみ)
「笑顔」×「平和」×「未来」をテーマにハロードリーム実行委員会
とのコラボのワークショップでした。日本全国から集結して平和の地
“広島”で本間正人先生の軽妙でユーモアと愛にあふれるリードで
スタート。最初のワークは二人組で『心の平和・穏やかな気持ち』に
ついて5分間、聞いても話しても心の平安を感じることができ、心と
心のコミュニケーションは素晴らしいと再認識しました。
続いて、4人組でのダイアローグ
1、お互いに聴きあう
2、否定しない
3、視点を広げる
4、自分の意見を述べる
という4点を意識してワークを実施しました。
テーマは『平和の色は?』白・青・ピンクなど人の描くものは多種
多様で理由も様々でした。「世界となかよく」するためには、お互い
の違いを尊重し、違うからこそ新しいものが生まれるという良さに
改めて気づきました。
3つ目のワークは『最近のニュースから格安航空の車いす問題』を
取り上げて、ダイアローグしました。興味深い内容でお互いの意見
を否定せず尊重しながら、お互いに聴き合うを実践しました。
短時間に深く話し合える経験をすることができました。
4つ目のワークは、アイデンティティ・ポートフォリオです。
知っているようで知らない自分自身をまず知ることが大切なので、
「私は〇〇だ」を20以上を目標にリストアップした後、重要な
ものを5つに絞りました。
5つに順位をつけ、円グラフに100%になるように書き入れ、
一人一人のグラフを見て、グループの人が感想などを好きに言い合
いました。これはとても面白く今の状態が客観視できたり、未来に
向けての希望や課題が発見できたりしました。
最後に「世界平和への目標」について、
地球人としてのアイデンティティをすべての人の心になかに入れて
いくと、戦争は起こらないし心の中も穏やで平和かに暮らせるとい
う言葉が響きました。
今回のコラボ勉強会はとても学びが大きかっただけでなく、日本中
から集まっていらしたので、大きな交流がひろがりました。
今回のテーマにふさわしい大きな笑顔かたくさん溢れ、未来を笑顔
でいっぱいにしょうというエネルギーで会場が満ちていました。
合言葉は『笑顔ひらけ』で、みんなの手がやさしく空に舞いました。
コラボの勉強会に参加できて本当に幸せな一日でした。
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2017年 6月のイベント報告 ~コーチングパティオ
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『コーチングパティオ』
6月7日(水) 19:00~21:00
進行:めぐりん(前原恵)、ヨッシー(吉村光伸)
レポート:みやちゃん(中山美和)
今月の勉強会は、コーチング体験でした。三人一組でコーチ役、
クライアント役、オブザーバーとなって3ターンあるので一人三役
する事ができました。
始めに、自分をおむすびの具に例えると何か?というお題で自己紹
介をしました。なかなか面白くて、その具を選んだ理由を聞くと、
人柄がよくわかって、打ち解けるのに時間がかかりませんでした。
安心して、話しやすい雰囲気でコーチング体験会は始まりました。
「お作法」という事で、それぞれの役で気を付ける事を教えて頂き
ました。印象に残っている事は、コーチ役の時に、頷いたりして
よく聞く事や、5W1Hの質問というのがありました。実際に体験
を通して、クライアントの時に、コーチが頷いたりしてよく聞いて
くれていると、自分の事を話しやすい感じがしました。
コーチングは、クライアント自ら答えを導きだす為に質問をします。
ティーチングにならないように、5W1Hを使った質問は有効でした。
オブザーバーとして、コーチ役とクライアント役の二人を観察すると、
コーチの質問によってクライアントの顔の表情が変わるのが、よく
わかりました。
自分とは違う誰かに質問されて考える事は、一人ではできない魔法
のような、普段見えないものが見えてくるものだと感じました。
笑顔、涙、照れ、などなど・・・充実した二時間でした。
ありがとうございました。
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2017年5月のイベント報告 ~ファミリーコーチング
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『ファミリーコーチング』
5月20日(水) 14:00〜16:00
進行:かこ(岩元佳子)、うに(瀬山里美)
レポート:まっこ(小方昌子)
「家族のコミュニケーションに焦点を当てて、家庭が明るくなる
ファミリーコーチング」という内容に惹かれ、家族間のコミュニ
ケーションは変に気を使ったりして、とても難しいと感じていた
ので参加しました。
まずは、「美しい」という言葉から連想することを紹介しながら自己
紹介です。同じ言葉なのに皆さん、それぞれイメージすることは
違います。次に、「どんな家族だったらいい?」という質問の答え
を書き出しました。
私が関心を持っているすべてのことを「関心の輪」、その輪の中に
あるのが、私が実際にコントロールまたは影響できる「影響の輪」。
反応的、感情に流されやすい生き方、つまり隣人や人の欠点、過去
の失敗など自分がどうしようもないことに注力するより、自分で実
際にコントロールできる(影響できる)ところに注力していくと主体
的な生き方になる。
影響できるとは、一人ひとり家族を幸せにできるところはどこか?
を考える。そして、自分がどうしようもないことは「受け入れる」
という説明の後、「ファミリーマップ」を書いていきます。
自分を中心に家族を1名~4名書き入れて、その家族の「強み・
いいところ」、「私が影響できること」、「私が受け入れること」を
それぞれ書いていきました。
書いてみて、自分ではどうしようもないことを気に病んで、一人
であれこれ思うことで、家族との距離が余計に開いてしまうのでは
ないかと思いました。自分からの発信と感謝の言葉をきちんと伝え
ないといけないなと改めて思いました。
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2017年5月のイベント報告 ~ファミリーコーチング
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『ファミリーコーチング』
5月20日(水) 14:00〜16:00
進行:かこ(岩元佳子)、うに(瀬山里美)
レポート:まっこ(小方昌子)
「家族のコミュニケーションに焦点を当てて、家庭が明るくなる
ファミリーコーチング」という内容に惹かれ、家族間のコミュニ
ケーションは変に気を使ったりして、とても難しいと感じていた
ので参加しました。
まずは、「美しい」という言葉から連想することを紹介しながら自己
紹介です。同じ言葉なのに皆さん、それぞれイメージすることは
違います。次に、「どんな家族だったらいい?」という質問の答え
を書き出しました。
私が関心を持っているすべてのことを「関心の輪」、その輪の中に
あるのが、私が実際にコントロールまたは影響できる「影響の輪」。
反応的、感情に流されやすい生き方、つまり隣人や人の欠点、過去
の失敗など自分がどうしようもないことに注力するより、自分で実
際にコントロールできる(影響できる)ところに注力していくと主体
的な生き方になる。
影響できるとは、一人ひとり家族を幸せにできるところはどこか?
を考える。そして、自分がどうしようもないことは「受け入れる」
という説明の後、「ファミリーマップ」を書いていきます。
自分を中心に家族を1名~4名書き入れて、その家族の「強み・
いいところ」、「私が影響できること」、「私が受け入れること」を
それぞれ書いていきました。
書いてみて、自分ではどうしようもないことを気に病んで、一人
であれこれ思うことで、家族との距離が余計に開いてしまうのでは
ないかと思いました。自分からの発信と感謝の言葉をきちんと伝え
ないといけないなと改めて思いました。
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2017年4月のイベント報告
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「目標設定」
4月5日(水) 19:00~21:00
進行:忍ニン(服部哲茂)、アリー(三上弘恵)
レポート:ヨッシー(吉村光伸)
新年度となり、新たな気持ちで今年の目標を決めたいと思い
参加させていただきました。
1、目標と目的の違いについて
目的とは、「成し遂げようすること、目指すこと」。目標とは、
「目的を達成するための事柄」です。普段何気なく使っていまし
たが、意味を正しく理解することで目的を達成するために、自分
の目標が今どの段階にあるかわかりました。
2、目標の種類
・hope to(憧れの目標) 例:お金持ちになりたい
・have to(しなければならない目標)例:人に言われて渋々する
・want to(真に達成したい目標)
hope to(憧れの目標)やhave to(しなければならない目標)は、
達成が難しいと言われています。
want to(真に達成したい目標)になると、わくわくして積極的に
勉強会に参加したり、自分から行動ができていました。
3、目標を達成するための要素
・ぐ(具体的)
・た(達成可能)
・い(意欲的になる)
・て(定量性)
・き(期間)
を組み込むことで、目標が実現可能になります。
4、目標から行動計画を作成
行動計画を作るコツがありました。現状分析をして目標を決め
行動計画を作成すると、対応策になってしまうそうです。今まで、
この流れて目標などを決めてきてしまい、いまひとつワクワクす
ることが出来ませんでした。
ですが、目標に対して「現状」を考えることで、具体的に今足り
ていないこと、明確にすることができました。続いて行動計画は、
ぐ(具体的)・た(達成可能)・い(意欲的になる)・て(定量
性)・き(期間)を組み込み、ワクワクする行動計画を立てるこ
とができました。
今後、実際に実行して一年間でどのような人に逢えるか、また、
経験によって成長ができるかが、ワクワクして楽しみです。
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2017年 3月のイベント報告
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「コーチング・パティオ」
2月4日(土) 14:00~16:00
進行:かたけん (片岡健一)、ひとみ (森田ひとみ)
レポート:まきさん(徳田牧子)
はじめに、進行者から「パティオ」とは、中庭のことであり、
花々で飾られたオープンスペースで話に花を咲かせる場、との説明
があり、文字通りみんなで一つの中庭を囲むかのように輪になって
座り、「春に連想するもの」をテーマに自己紹介をしました。初めて
会う人もいたのですが、これで安心して話ができる中庭ができあがり
ました。
その後、3人一組に分かれて「コーチングのイメージ」について
セッションしました。私の場合は、随分昔に職場の集合教育研修で
コーチングと出会い、個人の年間目標を立てる際のツールとして
成果を期日までに出すための、やらされ感たっぷりのものでした。
しかしコーチングを改めて学び、今では、活用すれば自分の「気づき」
を近道で得られ、その気づきから自分に必要な行動を起こすための
もの、というイメージに変化していました。
進行者から、3人一組でコーチングセッションをする際のルール
として、失敗大歓迎、ドンドンチャレンジ、守秘義務の説明を受け
たあと、実際にコーチングを「コーチ」「クライアント」「オブザー
バー」になって体験しました。
実際に私がコーチ役になってクライアントの話を真剣に聞く体験で
は、相づち、うなずきは無意識にでき、一見淡々と聞いているよう
でいて、要所、要所ではクライアントのツボをきちんと押す事が
できていると他者評価してもらい、自分が相手に何らかのインパクト
を与えることができた喜びを感じました。
また、クライアントの話を真剣に聞こうとする場面では、手に
持っているペンをごそごそする私の癖を発見してもらい、それは
おそらく、100パーセントの集中をペンの方へと解放してリラック
スして聞きたいという、私の無意識からくる行動なのではないか?
と自己分析しました。
私はコーチングを学ぶなかで、自分でなりたい自分を発見して
行動がおこせるような、セルフコーチングができるようになったら
良いなと考えています。
今回のコーチングセッションを通じて、実際にプロコーチのコーチ
ングを、オブザーバー役でみせていただくことができたのは貴重な
経験でした。限られた時間内にクライアントに問題解決への気づきを
促進する質問をして、そこから問題解決後の鏡に映った自分の姿は?
などと、具体的イメージを促進するパワフルなコーチングに出会う
ことができて、とても感動した勉強会でした。
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2017年 2月のイベント報告
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「in & out of the Box」
2月4日(土) 14:00~16:00
進行:トキ (小谷真司)、 かたけん (片岡健一)
レポート:ゆき (赤木悠起)
BOXとは、枠とか殻という意味。自分が無意識のうちにまとって
いるBOXを探究し、自分の先入観やものの見方を知ろうというの
が、今回の勉強会の目的でした。
最初にした作業は、4面のパンフレットに目・鼻・口・耳をくり抜
くこと。久しぶりの工作?にちょっとウキウキでしたが、出来上が
りを人と比較したり、これで良いのかと正解を気にしたりする自分
を発見!これも1つの枠だと感じます。
次に「外界を見るフィルター」「プラスのエネルギーの素」「マイ
ナスのエネルギーの素」「自分の限界を形作る先入観」という問い
に向きあいました。
概念的なもの、具体的なもの色々と出てきましたが、これらの問い
に答えていくことで、無意識の思考や行動が、少しずつ浮き出して
くる感じでした。
まとめに、ファシリテーターのトキさんが言われたこと
「今までのやり方で物事がうまくいっている時は、従来のやり方や
ものの見方でOK。でも、従来のやり方では対応できない場合は、
発想のブレイクスルーや革新的な見方・やり方が必要。
自分のBOXがどんなものか、意識しているのとしていないのでは、
成果に大きな差がある」
BOXは誰もが持っているもので、それ自体は良い悪いはなくて、
機能しているか(有効か)どうかですね。BOXは日常に埋没して
しまいがちですが、少し意識的に感じてみようと思います。
■……………………………………………………………………………■
2017年 1月のイベント報告
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「リーダーシップ」
1月11日(水) 19:00~21:00
進行:忍ニン (服部哲茂)、 めぐりん (前原めぐみ)
レポート::すみちゃん (伊藤純香)
現在の仕事ではリーダーをいう立場でグループをまとめたり決断を
することがあります。私自身がぐいぐいひっぱるタイプではないた
め、時に悩んだり考えることも多く、今回とても楽しみに参加しま
した。
前半は、「リーダーシップを発揮しているリーダーとはどんなリー
ダー?」について、グループごとに分かれてディスカッションしま
した。それぞれのグループから出たリーダー像を(1)ガンガン引
っ張るタイプ(2)兄貴!!友達タイプ(3)親・サポート(支え
る)タイプの3つのタイプに分けていきました。時代・環境によっ
てリーダーシップのあり方は変わります。たとえば、チームを固め
たいときは、サポートに徹することも大切であり、リーダーシップ
に正解はありません。「リーダー」と、「リーダーシップ」の違いに
ついて説明と、自分にできるリーダーをすればいいといった解説が
ありました。自分のタイプでメンバーとの信頼関係を築き、ひとり
ひとりのモチベーションをあげていこうと思いました。
後半は、「チームの輪」ゲームを行いました。ゲームは3回行い、
条件をそれぞれ変えました。
チーム内の一人は観察者でゲーム中は何も口を出せません。観察者
はゲームごとに変わります。観察者以外の残りのメンバーでリーダ
ーを決めます。
私たちのチームは2回目でトップになりましたが、3回目も同じ数
しかできず、最下位という結果でした
原因をふりかえり、数値目標を設定はしたが2回目で成功した要因
をふりかえっていなかった点と、分担した作業を残り10秒では皆
で同じ作業を行おうと決めたが咄嗟の判断で各々が違う作業をして
しまった点があがりました。
「情報の共有」と「コミュニケーション」の大切さを改めて認識し
ました。
また、チームでゲームに参加しない観察者を置くことで、前の行動
を振り返り、今後につなげるための「フィードバック」の重要性を
実感することもできました。
「チームの輪」ゲームは短い時間で楽しく、そして失敗から多く
学ぶことができました。
最後、自分がどのタイプでリーダーシップを発揮するのかを持ち帰
って考えようということで終わりました。
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2016年12月のイベント報告
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「Class-I(クラスアイ)」
12月7日(水) 19:00~21:00
進行:やまちゃん (山根弘和)、ひとみ (森田ひとみ)
レポート::Z(ズィー) (福田幸雄)
クラスアイというテーマの勉強会に出席しました。サブタイトルは
~自分となかよく・心の声を聴く~。
1.最初に今の自分に影響していると思う出来事を書き出してみる。
自分は、良い面、悪い面両方書いたけど、隣の人は良い事しか
書いていない。「私おおざっぱだから」。(笑) ここで、今の自分に
影響を及ぼしていると思われる、過去の出来事が見えてきた。
2.次は「今の自分というバス」を想定して、バスの座席にいろんな
自分を書いてみる。例えば「結構ツイテルと思っている自分」とか。
ここでも、私の自分は「良い自分」と「ちょっとどうなのよ?」
という自分がいる。
やっぱり隣の人は良い自分だけしか書いていない(オォ!)。
3.そして最後は「3年後のいろいろな自分が乗ったバス」を想定し、
座席の位置も、何故その席なのかを意識して書いてみる。最前列に
「なりたい自分」を書いた。中間席付近に「なりたい自分になるた
めに、何か行動する自分」を書く。そして、一番後部には「身勝手
な自分」とか書いてみる。あまり好きじゃない自分が居なくなるわ
けじゃないから、後部座席で大人しくしといてねって感じかな。
最後に、運転席になりたい自分のイメージ(キーワード等)を書き
いれ、なりたい自分の為に、今から何をやるかを考えて終了。
感想: 私のなりたい自分と、何をやるかは秘密・・・ですが(笑)、
隣の人はなりたい自分を優先順位の高い順に、前部座席から並べたと
言われていました。この人ほんと前向き思考半端なくスゴイです(笑)
自分と全然違う人と会話が出来、多様性の意味を心底感じながら
イッパイいる自分に向き合い、将来の自分を考えられたことに、
素晴らしい刺激を受けました。
ナビゲートしてくれた、やまちゃん、ひとみさん、ありがとうござ
いました。そして隣の席の方、気づきを沢山頂きありがとうござい
ました。
■……………………………………………………………………………■
2016年11月のイベント報告
■……………………………………………………………………………■
「Points of You」
11月9日(水) 19:00~21:00
進行:忍ニン(服部 哲茂)
レポート:レーコ(山本玲子)
ポインツ・オブ・ユーは、65枚の美しい写真のカードの中から一枚
を選び(その目的によって枚数は違う)トレーナーの忍ニンさんや
参加された皆様から、写真を通して質問を頂く事によって、自分か
ら湧き出る感性や気づきと出逢う、素晴らしい体験でした。
体験会の前半では、参加者全員がそれぞれカードを一枚選び、
そのカードを何故選んだのかと言う話しを交えながら自己紹介をし、
それを受け、他のメンバーが思いつくままに質問をしました。
ちなみに私は、おじいさんと男の子が防波堤のような場所から海を
覗き込んでいる写真を選びました。
選んだ時は、ポインツ・オブ・ユーにワクワクの期待を持って
参加しました、と言う意味で選んだのですが、
「覗き込んでいる向こうには何が見えているのですか?」
「この2人の関係は?」「あなたはどっちの人?」
「見終わったら又何かを探しますか?」
などの質問に、右脳を全開にして答えて行くうちに、
最初に考えていた事とは全然違う
「海底都市が見えています」
「2人とも自分で、スゴ〜イ!と思って見ている子供の自分と、
ココに住むにはどんな手続きをすればいいんだろう、
などと考えている成人の自分です。」という、
それまでの考えでは思いも付かない言葉が、
自分の中から出て来て、自分自身でビックリの発見でした。
後半は、1名の参加者が出された課題について、カードを基に質
問していくことで、自らが解決に向けての気づきを得るワークです。
裏返しにして写真が見えない状態でカードを引きます。それを表に
し、写真を見ながら(ちなみに写真は屈強そうな男性が2人階段に
座っていて、上半身は正装、下半身は素足にロングブーツを履いて
いるという不思議な写真)皆で質問をします。
だんだんと問題を解決に導き、輪郭が見えてくるという体験をしま
した。ポインツ・オブ・ユーの写真を見ながら、右脳を全開にして
質問を受けたり、質問をするということは、普段の生活では体験で
きない、不思議で刺激的なことでした。
そして又不思議な事に、勉強会から数日たった今も、基本ネガティ
ヴ思考の私が、あの時に感じた、目の前が明るくなる感覚、自分自
身へ期待を持てる感じが、今も続いています。
ポインツ・オブ・ユー、皆様にも是非体験して頂きたいです。
■……………………………………………………………………………■
2016年 10月のイベント報告
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6周年記念スペシャルセミナー
「魅力的な人間になる コミュニケーション術」
10月29日(土) 14:00~17:00
講師:横山 信治 氏
レポート:シーモ(下濃 義史)
まずは講演の内容を簡単に紹介します。
◆願望達成し魅力的な人間になる
〇横山先生が願望達成、人間的魅力をテーマに講演活動をなさる理由
の紹介(左遷の経験、そこから学んだこと、転職の成功を支えた法則)
(ワーク)自己紹介
◆願望達成のための条件(習慣を変える)
〇願望を達成するには、脳のメカニズムを理解し、これに従う必要が
ある。
〇意思と習慣をケンカさせると100%習慣が勝つ。そのように脳は
できている。
〇脳のメカニズムの解説(ワーク)目標設定
・目標設定
「実現可能」かつ「計測可能」そして「自分の意思で達成できる」
目標を設定する。
・アクションプランの設計
細分化とフィードバックを用いて、まず習慣を変えることで、目標
は必ず実現できる。
◆魅力的な人間になる方法
〇プラスの感情をたくさん貯蓄した人=魅力的な人
〇与える人=魅力的な人
〇相手の自己重要感を満たす
◆茶話会
講演終了後、会場の一角で参加者と横山先生が同じテーブルを
囲みお話しできる時間を設けました。
今回、大変すばらしいお話を聞けただけでなく、直接、横山先生と
お話できる機会を設けてくださったことに感謝しています。
【横山信治氏の講演する姿を見て私が感じた3つのこと】
1.腰が低い
横山先生は講演の中で「相手の自己重要感を高める具体例」として
「質問する」ことを挙げられていました。
講演後、私はふと、横山先生はこれを講演前の30分間にも実践
されていたことに気づきました。
早めに会場に来て着席している参加者の方のところに行き、ひとり
ひとりお話しされている姿を見て、私は開始前から「すごい人だ…」
と感じていました。
私自身も名刺をいただき少々お話しましたが、そこでも私に「質問」
をされて私の話に耳を傾けてくださいました。
「こうしたことを日常的に、自然に実践されているからこそ、今回
のような講演ができるのか」と、講演後の今、改めて感じていると
ころです。
2.過去を希望に変えて、人に与えている
講演の冒頭で「なぜ願望達成というテーマで講演するようになった
のか」と、先生はご自身が左遷されたエピソードを話されました。
債権回収のお仕事のつらさ、交差点でトラックが間近に迫った恐怖
などを、聞いている私まで感じるようでした。
講演中の横山先生の姿を見ていると、話し方、声のトーン、立ち方、
手の仕草などからは「話す人」として訓練を積んでこられたことが
素人目にも感じられました。
しかし私はむしろ、そうした「テクニック」よりも、
先生がご自身の実体験、感じた感情を再現しているからこそ
聞き手の心に響くように感じました。
そうしたお姿からは「人生、たとえ一時的にうまくいかないことが
あっても、人はそこから立ち上がれる」と希望をもらったように
私は思います。
3.不完全なあなたのままでいい
講演の中で横山先生は、ご自身にもなかなか好きになれない人が
いたり、怒りを感じることがあると話されました。若い頃「天狗」
になっていたエピソードなどもユーモアを交えて話してください
ました。
質疑応答の際にも「怒りを感じるのは仕方がない。そこで敵対する
エネルギーをクリアする時間を1日の中に少しでも取り入れるよう
にするといい」といったお話をしておられました。
先生はご自身の不完全さを認め、人の不完全さも認めた上で
「不完全な人が行動と法則を調和させるための現実的な対処法」
を示してくださったように私は思います。
こうしたお姿を通して、私は「(不完全なあなたのままでいい)」
とメッセージをいただいたような気がします。
すばらしい講演をして下さった横山先生、このような場を用意
されたJCA広島の皆様ありがとうございました。
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2016年 9月のイベント報告
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コーチング体験『コーチング・パティオ』
9月7日(水) 19:00~21:00
進行: アリー(三上弘恵)、かこ(岩元佳子)
レポート:忍ニン(服部哲茂)
今回は広島チャプター恒例、コーチング・パティオでした。
パティオとはスペイン住居の中庭のこと。
つまり、花で飾られたオープンスペースで、話を咲かせるかの
ごとく、コーチングで、皆が集う場。
もっと、端的に言うと、コーチングを受けたり、実施したり、
オブザーブしたり、体験、実践の場、と言うことです。
今日は、カープ戦のため、参加予定の方が相次いでキャンセルとなり、
なんと、勉強会初めての方が1名、コーチ5名の、少人数での
開催となりました。
コーチの中に、初めての方がお一人という状況なので、プレッシャー
を感じるかと思われましたが、初参加の方はむしろ、
「こんなに、贅沢な体験させてもらって、いいんですか」と、
前向きで、名コーチになる素質、ばっちりです。
進め方は、
それぞれが、コーチ、クライアント、オブザーブ役になります。
持ち時間は10分。
クライアント役の方の課題やテーマについてコーチング開始です。
いつも思うのですが、メイン経験はコーチになったときですが、
実は、クライアント、オブザーバー役になったときも多くの気づきが
あるのも、パティオの醍醐味です。
初参加の方は、はじめてのコーチ体験も、ひるむことなく、
果敢に挑戦。
私もコーチしてもらいましたが、ひたむきに、一生懸命、
コーチしてもらい、明日に向け、良いヒントが得られました。
とても、楽しい時間を頂きました。
ありがとうございました。
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2016年 7月のイベント報告
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「ファミリーコーチング ~子育て編~」
A日程:7月2日(土) 14:00~16:00
進行:かこ(岩元 佳子)・ゆうのすけ(廣田 優子)
B日程:7月6日(水) 10:30~12:30
進行:かこ(岩元 佳子)・かたけん(片岡 健一)
レポート:ゆきちゃん(赤木悠起)
まとめ:かたけん(片岡 健一)
〈レポート〉
ファミリーコーチング~子育て編~に参加しました。私は2人の娘
の母親ですが、2人とも独立しているので親としての役割は実務上
は卒業しています。今回は、少し客観的な立場から自分を観て、
そして参加された方々の話を聴いて、改めて人間関係とくに家族の
中で「私」は成長し続けることができると感じました。下記、印象
に残ったことをレポートします。
今回のメインテーマ「子どもの自己肯定感を高めるための
『存在承認』の技術
◆自己肯定感とは
「自己に対して肯定的な評価を抱いている状態」と定義されました。
自己肯定感にもいろいろあり、特に★誰かの役に立っている、誰かに
喜んでもらえる『自己有用感』はとても大切な感覚。ただ、★自分は
できる人間だという『自己有能感』は万能感あるいはおごりとなら
ないよう注意が必要。
※自己肯定感を育むことで、チャレンジすること、失敗から立ち直る
力、人にも優しくできることなど、人としての基礎人間力がアップ
すると思います。
◆存在承認とは
「褒めて育てる」というよりも、「認められて(内側から)育つ」
という発想
(ワーク1)自分が受けた存在承認を思い出し、シェア
(ワーク2)この1か月間、どんなことで子どもの存在承認をしたか
を書き出し、シェア
※ワーク1では自分が承認されたことを思い出すことで、気持ちが
温かくなりました。
ワーク2では様々な気づきがでてきました。本を読むなど楽しい時間
を共有する、子どもの気持ちを受け入れることなども存在承認になる
ということ。また、最近は存在承認をしていなかった! 等々
最後に行動するための実践課題を決めて終了しました。
参加者6名と少人数でしたが、話しやすい場で自己開示しながら、
深い気づきを持つことができたと思います。
ありがとうございました。
〈まとめ〉
家庭を明るく、子育てを楽しくするために、お互い長所や強みを生か
していくような関わり方ができるようになれば素晴らしいですよね。
7月の勉強会「ファミリーコーチング ~子育て編~ 」は、
『子供の自己肯定感を高めるための「存在承認」の技術』
をテーマに2回実施しました。
さて、子育てとコーチングにおける大切な3つの「アイ」って
何だと思いますか?それは・・・
1. アイデンティティー(独自性、自分らしさ)
2. インディペンデンス(自立・独立・主体性)
3. 愛 (人間愛)
なんだそうです。なるほど納得。
どれも自己肯定感(自尊感情)を高めるには必要なものですよね。
その自己肯定感を高めるためには、「存在承認」することが有効。
今回参加された皆さんは、今まさに子育て奮闘中の方や、子育てが
思いのほか長引いている方、また、「子育て」はすでに終り、今では
大人同士になったものの、親子でのコミュニケ―ションをより良く
したいと思っている方など様々でした。
それぞれの子育て体験や事例を共有でき、新しい気づきや、これか
らすぐにでも実践できる有効なアイデアも得ることができました。
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2016年 6月のイベント報告
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「感情マネジメント」
6月1日(水) 19:00~21:00
進行:ゆぅのすけ(廣田優子)・アリー(三上弘恵)
レポート:めぐりん(前原めぐみ)
「最近ささいなことでムッとしているな、困ったぞ」
そんな私にぴったりなテーマ「感情マネジメント」の勉強会でした。
「最近感じた感情」を思い出し、16種類の顔文字で表したイラス
トを名札にペタリ。私はこんなキモチでしたと、感情の見える化を
しました。こんな風にいつも感情が見えたらいいのに。
Q)感情はどこからやってくるのでしょう
A)自分の中から生まれます
感情は6種類あり(喜び・悲しみ・怖れ・怒り・驚き・嫌悪)、何
かが起こったとき、「○○のせい」にしてしまうが、その感情を選
んでいるのは自分である。
腹を立てているのは自分、人や状況のせいにしているのも自分。
価値観「○○するべきだ」や固定観念(思い込み)も自分で創り出
したもの。
自分の中で起こっていることなら、向き合って自己完結できそうな
気がしてきました。
自己完結するにはマネジメントすればいいんだ!
学んだ手順は以下の通り。傾聴・質問・承認とコーチングのスキル
がここにも出てきました。
1)感情に気づく(傾聴):どの感情を選んだのか見つける
2)本当の感情に気づく(質問):1)の裏に隠された感情を発見する
3)感情を受け止める(承認):生まれた感情を否定したり、無視を
しない
4)感情を管理する(マネジメント):じっとあじわう、外に出す
(聞いてもらう・書く)
気分転換、リラクゼーションゼーションエクササイズ、価値観を
変える(must→Iメッセージへ)
体を動かす、怒りノート、怒りをメモに書いてシュレッダーにかけ
る、叫ぶ、カラオケなど管理方法がありました。
最後はアリーによるタッピングタッチ
顔を中心に頭からお腹まで 両手の指の腹を使って優しくトントン。
交互にトントン。心の中心がポカポカあたたかくなって、穏やかな
気持ちになったところで勉強会終了。
感情は次々うまれてきて、無視しても我慢してもゼロにはならない
ので、もっと大切に扱って、寄り添っていこうと感じた時間でした。
たくさんの学びと発見の時間をありがとうございました。
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2016年5月のイベント報告
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『Points of You』体験会
5月21日(土) 13:00~15:00
進行: 星山裕子、忍ニン(服部哲茂)
レポート:ひとみ(森田ひとみ)
今回は東京大阪より、ファシリテーターとしての講師7名を含む
総勢8名の講師陣で広島発上陸の『Points of You』の体験会で
した。
写真のカード65枚を使って自己開示をしたり、個人へのアプローチ
また組織ではチームビルデイングをしたりなど、コーチングをする
上のツールとしての活用が幅広く期待できるものです。
8人の講師陣(リンク・ぺー君・徳さん・ナリー・チーちゃん・
渡辺さん・ノム・星山さん)と忍ニン9名に囲まれ12テーブルの
上にはカードが広げられているという、経験のないムードから
スタート
『Points of You』はイスラエル発生のカードツールで絵と言葉、
マークでなりたっているが人生のキーワードになる言葉にふさ
わしい写真を後から撮ってできているものです。
まず、パーソナルグループ、組織(チームビルでイング)グループ
に別れ、カードを使って自己紹介。各テーブルのファシリテーター
や他の人からカードに見える質問、見えない質問をしてもらうこと
で話が発展したり気づきがあったり、すぐにグループの人と打ち解
けることができました。
カードすべてを裏向けにして、一人2枚のカードを取ります。
右手に取ったのがその人の強み、左手に取ったのは弱点。
それぞれが、カードの絵や意味を見て強み弱みのキーワードを付箋に
書きカードに貼り付け、チームメンバーの強み弱みを可視化しました。
チームメンバーがどのような人がいるのか、一気に深く理解できま
した。
チームの目標を決めました。
AのマイナスはBがフォローするとプラスになり、Bのマイナスは
Cがフォローするとプラスになり、3人が3馬力から9馬力に変化し、
なお相乗効果を考えると、掛け算になって時には3×3で27にもなる
を目指しお互いの+・-を力に変えるようにカードを移動させなが
らチームを最強にしていきました。
これはチームワークとしてドキドキ楽しいものでした。
ここで、ファシリテーターからトラブルカード1枚挿入!
目標達成で士気が上がっているメンバーに
「この目標に対するアクシデント、トラブルはどんなんことが考えら
れるのか」と投げかけられました。
このトラブルに対してのメンバーのカードを移動させながら問題解決
しました。本当の意味の最強チームビルでイングができました。
この時のチーム全員ムの協力の仕方はスピードも含め素晴らしいもの
でした。
ファシリテーターの巧みなリードも大変勉強になりましたし、
出来上がりの達成感は大きく、人の心に影響を与えると感じました。
まさにフォロー状態です。
この『Points of You』のまとめとして
・気づきなどで・・・視野が拡大
・可視化して共有…本気に一気にアプロ―チできる
・役割ビジョンの明確化
特に可視化は個人でも組織での重要課題だと思いますが、
ゲーム感覚で追い込まれ感半端なく、そして達成感へと導かれました。
参加者の感想も
・おもしろかった
・引いて上から見ると見えてきた。
・固定概念が阻害要因だとよくわかった
・周りの人の力を借りることで可能性が広がる
・人と人との組み合わせを考えるきっかけ
・楽しかった・・・・・・など
とたくさんの人声をいただきました。
とても、楽しく有意義な時間を参加してくださった方と共有できて
良い1日となりました。
ありがとうございました。
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2016年4月のイベント報告
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「叱り力」
4月6日(水) 19:00~21:00
進行:カコ(岩元 佳子)・めぐりん(前原 めぐみ)
レポート:ゆぅのすけ(廣田 優子)
コーチングでは聞き慣れない「叱り力」
まず「怒る」と「叱る」の違いを確認しました。
例えば『言葉の意味』
[怒る]…許し難い事柄に接し、不快感を抑えきれず、苛立ちが
言動に表れた状態になる。
[叱る]…相手の仕方・行動をよくないと言って強く注意する。
それから『相手に求めるもの』
[怒る]…謝罪
[叱る]…成長(改善策まで考えさせる)
その後のワークでは「自分自身が叱られて良かった体験談」を
話し合いました。自分の事を話す事で今まで何となく感じていた
事を具体的に気付く事が出来ました。
また「叱られて良かった」と思える人は伸びる。という事を聞き
素直な気持ちで人の意見を聞く事の大切さも学ぶ事が出来ました。
「叱る」という行為は
(1)相手の現在の状況を冷静に伝える事
(2)相手の行動・言動に対し、フィードバックを行う事
「叱る」という事は一見コーチングとは無関係の様に
思っていたのですが、その意味を知り、まさにコーチングだな!
と感じました。
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3月のイベント報告
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コーチング体験『コーチング・パティオ』
3月2日(水) 19:00~21:00
進行: タニさん(谷 一善)、うにちゃん(瀬山 里美)
レポート:忍ニン(服部哲茂)
今回は広島チャプター恒例、コーチング・パティオでした。
パティオとはスペイン住居の中庭のことだそうです。
つまり、花で飾られたオープンスペースで、話を咲かせるかのごと
く、コーチングで、皆が集う場。
もっと、端的に言うと、コーチングを受けたり、実施したり、オブ
ザーブしたり、体験、実践の場と言うことです。
先ずは、グランドルールの説明
『積極参加、相互尊重、守秘義務』
これは、コーチングのルールそのもので、改めて、その意味を確認
次に、「コーチングとは」の確認
『双方向、全人格、現在進行形』
ふむ、ふむ。これから行うコーチとしての心構えですね。
さて、3人一組になります。この時、コーチ経験の確認です。
今回、初参加の方や、コーチ経験がほとんどない方に負担がないよ
うに組み合わせされました。
それぞれが、コーチ、クライアント、オブザーブ役になります。
持ち時間は10分。クライアント役の方の課題やテーマについてコー
チング開始です。
いつも思うのですが、メイン経験はコーチになったときですが、実
は、クライアント、オブザーバー役になったときも多くの気づきが
あるのもこのパティオの醍醐味です。
私の場合、初めて、コーチをする方からコーチを受けました。
でも、何が何が、とても、お上手で、しっかり、私の課題を掘り下
げてもらいました。
タニさんが言って通り、スキルよりはマインドだと実感しました。
とても、楽しい時間を頂きました。タニさん、うにちゃん、
ありがとうございました。
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2月のイベント報告
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コーチング基本スキル「自己基盤」
2月7日(日) 14:00~16:00
進行:トキ(小谷真司)ひとみ(森田ひとみ)
レポート:カタケン(片岡健一)
自己基盤という言葉には様々な解釈があると思いますが、私がイメ
ージするのは、およそ次のようなことです。
・本来、誰もが持っている「自分軸」
・その人が大切にしている「価値観」
・自分はどのような存在なのか、どのような存在でありたいのかを
明確にした「あり方」
最近、ブームとなっているアドラー心理学でいうところの「ライフ
スタイル」とも重なる部分があるように思います。
これらには、なかなか変えることのできない部分と、ある程度変化
していくこともよしとした部分の二種類があると思います。また、
自分の意識下で認識できているものと、自分では気付きにくい潜在
的なものにも分けることが出来るかも知れません。それらを全部含
めて考えると、それこそ「自分を知る」という人生における永遠の
テーマになってしまいますが、プロのコーチとしてやっていくなら、
とりあえず現時点のものでいいので、自分自身の「自己基盤」をし
っかりと確立しておくこと。そして、さらにそれを少しずつ育んで
いくことが重要だと思います。圧倒的な柔軟性を発揮してクライア
ントの様々な感情を受け止めていくためにも。
今回の勉強会では「強固な自己基盤を築く10の手段」が大いに参
考になりました。特に重要なものとして、「過去を完了させる」
「ニーズを明確にする」「境界線をハッキリさせる」「自己ベスト
を引き出す基準を見つける」についてグループワークを行い、メン
バーとの楽しい会話の中で新たな気づきを得ることが出来ました。
今回の学びを、自分自身の自己基盤の中で、より強固な部分を増や
していくことに役立てていきたいと思います。それは同時に「自分
らしさ」を確立していくことであり、さらにそれを仕事として表現
していくことができれば、これに勝る幸せな人生はないのではない
でしょうか。
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2016年 1月のイベント報告
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コーチング基本スキル「目標設定」
1月13日(水) 19:00~21:00
進行:まっこ(小方昌子)、ゆぅのすけ(廣田優子)
レポート:やまもとくん(山本紀道)
自己実現を果たすためには、明確な目標を持つことが大切です。
今回のJCA広島チャプタ―勉強会は、潜在的な夢を目標という形に顕
在化させてくれる有意義な勉強会でした。
勉強会の主な特徴は、次のとおりです。
1.講師役は、一方向ではなく双方向のコミュニケションをとってい
るので、参加者から活発な意見がでてきます。ワイワイガヤガヤ感が
あります。
これは、参加者から、いろいろな考え方を知ることができ、自分自身
を見直すきっかけにもなります。また、自分とは違う考え方を受け入
れることにより、心が広くなり、自分の成長にも役立ちます。
2.講師役は、まず、お手本を示し進行します。
お手本があると、人はコーチングのやり方がイメージしやすくなり、
コーチングというものを早く身につけることができます。
3.参加者同士で1to1のコーチング演習をしますので、実践に応用
しやすくなります。
初対面同士でも、あらかじめ答えがなくても、対話を通じ、今までの
自分に気がつかなかった何かを発見することができます。また、コー
チングスキルの向上にも役立ちます。
4.単なる対話だけでなくツールを用い紙に書き出す演習を行います。
人は、紙に書き出すことによって、自己と向き合い、潜在的なものが、
顕在化され「見える化」され、明確な目標を設定することができるよ
うになります。
5.コーチングは、目標達成に向け、行動を促してくれます。
1to1コーチングによって、何をしたいかが明確になり、行動を促し
てくれます。コミットすることができるようになります。
私は、ネットで調べ、昨年11月から参加しています。今回で3回目で
すが、この定例勉強会の日が楽しみで、いつもワクワクしています。
講師役は事前準備をしっかりとされているからかも知れませんが、私
はこの勉強会に参加して自己フィードバック分析をすることができま
した。その結果、心が落ち着いて、明るくなり自信を持って、行動で
きるようになりました。
アッと言う間に、時が流れていく120分です。気がつけばもう終了
しています。
この定例勉強会は、心が柔らかになり、心が豊かになる有意義な時空
だと感じています。
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12月のイベント報告
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コーチング基本スキル「コーチングフロー」
12月2日(水)19:00~21:00
進行:アリー(三上弘恵)、さき(矢野紗基)
レポート:忍ニン(服部哲茂)
今月のテーマは「コーチングフロー」でした。
「コーチングフロー」は知っている人は知っているが、知らない人
は知らない(当たり前か・・・)コーチングの流れです。
それをどのように伝えるのか興味津々で参加させていただきました。
先ずはアイスブレイキングから
このアイスブレイクもコーチングならではの「フロー」です。
そこでのお題は
「今年一番うれしかったことは何?」
「え~、なんかあったかな~」って考えながら早速、何人もの人と
ご挨拶。その中の御一人が「私は今年、コーチングに出会ったことで
す。」とのこと。
え~、それは素晴らしいことですね。私まで嬉しくなってしまいまし
た。
次にコーチングの三大スキルの確認
「傾聴」
「承認」
「質問」
各々の一番大事な役割をグループで話しあい発表。
「ふむ、ふむ」とうなずきながら、聴きましたが、皆さん、素晴らし
い発表で、今日の参加者はレベルが高いなと感じました。
そして、さきさんから
「これらの基本スキルを上手 く使いながら、フローを意識して
コーチングをします。」
との解説。成る程、その通りだなと感心いたしました。
その後フローの説明
・目標を明確にする
・現状を明確にする
・ギャップを明確にする
・行動を計画・決定する
・振り返り
そう、これが「フロー」です。
この流れをしっかり、頭に入れてコーチングをすれば、良いんですよ
ね。
そして、アリーさんとさきさんの実演。
失敗例と成功例。
失敗例では思わず、承認しそうになり、我慢して、演じていただきま
した。(面白かった^^)
最後に二人一組になり「今年の未完了」をテーマ にフローを使って、
コーチング開始。
コーチングをして貰って、新たな気づきがあり、大変有意義でした。
これも、フローを意識して使って戴いたからですよね。
さきさんの明るく、明快な解説の進行とアリーさんとの息の会った、
掛け合いで時間のたつのも忘れた楽しい2時間でした。
ありがとうございました。
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11月のイベント報告
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コーチング基本スキル「フィードバック」
11月4日(水)19:00~21:00
進行:忍ニン(服部哲茂)、やまちゃん(山根弘和)
レポート:めぐりん(前原恵)
今月のテーマは相手の目標達成や成長に向け、気付いたこと、感じた
こと等を伝える「フィードバック」
略してFB。参加者はFBを深めたい人、FBを受けたい人、なんとなく
来た人など様々でした。
スタートはアイスブレイク。
「あなたが子供の頃得意だったことは○○ですか?」挨拶を兼ね一人
ひとりに聞いていきます。
そう言われても、自分以外の参加者の得意だったことなんてわかるは
ずもありません。
相手を目の前にして考えます、相手を見ます、感じます。声がきれい
→歌が得意ですか?
体格ががっちり→運動が得意ですか? 笑顔がステキ→友達作りが得
意ですか?などなど。
FBのレクチャーやワークの後、問いの意味が分かりました。
答えは合っていても合っていなくてもいいのです。
”得意なこと”がキーワード。
相手のことをちゃんと見ること、気づくこと、それをきちんと伝える
ことがFBのベースにあることに後に気づくことになります。
ワーク1:機能しなかったFBと機能したFBの体験をグループで話し合
い、全体でシェア。
機能しなかったFB:ダメだと連発するだけで改善策がない。結果のみ
評価される。価値観を押し付けられる。比較される。言い方が失礼等々
機能したFB:上記の反対のこと。客観的な視点で状況を教えてくれた。
結果だけでなくプロセスも考慮。時間をかけて聞く。自主性を尊重する
等々
ワーク2:ワーク1を踏まえ、その差についてグループで話し合い、機能
するFBの条件を全体で導く。
信頼関係が築かれている。相手の目的に合っている。内容が的を得ている。
伝える工夫がなされている。注意・忠告・批判になっていない等々
ワーク3:ネガティブFBの際注意することをグループで話し合い、全体
でシェア。
人格を否定しない。事実を伝える。真面目な態度で話す。YOUメッセー
ジで伝える。肯定しつつ気づいてもらう。
サンドイッチ方式で伝える(ポジティブ+ネガティブ+ポジティブ)等々
良質なFBにはコーチングの基本スキル『傾聴・質問・承認』を使いこな
すことが大切だという声があり納得。
私は報告時に悪い報告からする癖があり、FBで同じスタイルですると、
後半のポジティブFBが相手の耳に届かないという指摘を受け、これまた
納得。ちゃっかりFB受けていました。
FBは現状を知り、改善・成長(進化)していくのにとても大切なこと。
いつでも誰からでも気軽にFBしてもらえる私でありたい。
たくさんのFBが欲しいので、相手への良質なFBもできるようになりたい。
その為に日ごろからしっかり関わって良好なコミュニケーションを築き、
“観察し、違いに気づく目”を養い、伝え方に気を配りたいと強く感じた
2時間でした。
忍ニン やまちゃん ありがとうございました。
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10月のイベント報告~「ディズニーから学ぶ
人の心を動かすコミュニケーション」■……………………………………………………………………………■
10月12日(月・祝)13:00~16:00
講師:上田 比呂志氏(研修講師、プロコーチ、
大人の寺子屋 縁かいな 主宰」)
レポート:Keiさん(佐々木華衣子)
アメリカ・フロリダにあるディズニーワールドのジャパン・パピリオン。
その1Fに並んでいる日本のお土産物の中で一番売れているのは
なんでしょう?との上田さんの質問に一番前の男性が「キティちゃん!」
と一言。この大正解には上田さんもびっくり。
でも、キティちゃんはネコ。ディズニーの1番の人気者はミッキー・
マウス。ネズミです。いいのかな~?なんて・・・そんな楽しいお話
からセミナーは始まりました。
上田さんの、幼少期に「おもてなし」の心を身に着けられ、ディズ
ニーへの強い興味を持ち、挫折を味わいながらも念願のディズニーへの
研修に合格。ディズニー・マネージメント(メソッド)を学び、後に
ジャパンパピリオンのディレクターを務められ、多くの経験・体験を
されたお話が続きます。
そのお話の中にコーチングの傾聴・質問・承認(のスキル)をちりば
め、広島チャプターに初めて参加された方にもコーチングをわかりや
すく説明されたのは、事前に耳にしていた「上田マジック」(?)
そのものでした。
私の心に残った、テーマパークをお掃除されるキャストの方の
「私達はゲストの夢のかけらを集めています」という言葉。
晩年のオードリー・ヘップバーンの「顔にしわが出来ても心にしわは
作らない」という言葉。
最後に話された、老いたご夫婦のエピソードには目からの水を止める
ことができませんでした。
そして、要所、要所で耳をくすぐる「笑顔」の二文字。私の心に深く
刻まれたことは言うまでもありません。
上田さんの最上級の「おもてなし」に触れた3時間はあっと言う間に
過ぎました。上田比呂志さん 素敵な時間をありがとうございました。
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9月のイベント報告~コーチング体験会「コーチング・パティオ」
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コーチング体験会「コーチング・パティオ」
9月2日(水)19:00~21:00
進行:アリー(三上弘恵)、さき(矢野紗基)
レポート:Hiroくん(佐々木寛)
「コーチングとは何ですか?」「コーチングの目指すものは何で
すか?」こうした問いにあなたはどう答えるだろう。この問いを
冒頭に投げかける意味は、自問自答の中身でもあるからである。
自分では既に理解したと思っていること、理解した上に使えると
思っていることが、客観的に観て実はそうではないことがあるので
はないか。自己流に理解したつもりのコーチングスキルなら、的確
さはさておいて、それこそ誰にでもできる。
しかしながら、そうした中身は個人的な意見・感想・アドバイスの
域を抜け出ない。専門職のカウンセラーでもスーパーバイザーが付
き、常に自分の実践のシェアを欠かさないのが本当のプロとされて
いる時代である。
今回の「コーチング・パティオ」も、自分自身、反省しきりの勉
強会となった。うん十年前の流行歌の歌詞に「分かっちゃいるけど、
やめられネエ!」のくだりがあった。まさに「分かっちゃいるけど、
できてネエ!」のである。時には今回の様に、これで良かったのか?
と謙虚に自分を振り返り、自問し、第三者に客観的な視点で評価・
指摘してもらう機会がどうしても必要となる。「良薬は口に苦し」
の言葉にもあるとおり、コーチ役・クライアント役・オブザーバー
役の三役三様に学ぶことは多い。
女子スキー、モーグルの国際大会で連続優勝し、オリンピックで
も入賞を果たした上村愛子選手が、「『これでいい』、と思ったら、
終わりです。」とコメントしたことがある。短にして言い得た言葉
だと感心した覚えがある。
勉強会に参加する方々はどなたも学習意欲が高く、常に現状の自分
に満足せず、次なる課題に果敢に挑戦する人たちの集まりである。
無知の知を自覚しつつも学習を継続し、少しでも進化する自分への
満足感を持つことが必要だと感じた会となった。
蛇足になるが、既にお分かりのとおり、先の「分かっちゃいるけ
ど、できてネエ!」の答えは、実は「分かってネエ!」のである。
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8月の後援イベント報告~本間正人氏の「笑顔のコーチング」他
■……………………………………………………………………………■
【主 催】NPO法人ハロードリーム実行委員会
【日 時】2015年8月9日(日)
10:00-12:00「笑顔のコーチング」
10:00-17:00「笑顔のコーチングファシリテーター養成講座」
18:00-20:00「ハロードリーム憲章ワークショップ」
【講 師】本間正人氏(NPO法人ハロードリーム実行委員会理事)
日本のコーチの第一人者である本間正人氏。
広島チャプターは、設立の時から本間先生とのご縁があり、このワークショップを後援しました。
笑顔のコミュニケーションから家族や職場の絆が深まります。
難しい理論はさておき、誰もが参加できるエクササイズを通じて身の
回りにあふれている「笑顔になるヒント・きっかけ」に気づく楽しい
プログラムでした。
当日の様子はハロードリーム実行委員会のウェブサイトをご覧ください。
http://hello-dream.com/report/page-7517.html
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7月のイベント報告
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コーチング基本スキル「質問」
7月1日(水) 19:00~21:00
進行:ひとみ(森田ひとみ)、かこ(岩元佳子)
レポート:ジョージ (宮口英樹)
6月の「承認」から1ヶ月、私の人生2度目のコーチング勉強会のテーマ
は「質問」でした。
「承認」のワークで、ハッとさせられたこと、ドキッとしたこと、感動
したことを思い起こすと、皆様との再会が楽しみでもあり、予測がつ
かない展開への緊張もあって高揚しながらのスタートでした。
「質問」と聞いて、私がイメージしていたのは、(質問者の)上手な
質問の仕方の勉強かなということです。しかし、進行担当のひとみさ
んの話しの内容は、始めから私のイメージと全く違いました。質問さ
れることで、人は気づき、考え、選択し、行動する。今まで私は、質
問する側が答えを想定し相手から引き出すのだと思っていました。
う~ん、それでは、一方的で対等な関係ではないな、もしかしたら聞
かれる側に立って質問を考えたことがなかったのだと気づき、最初か
ら衝撃を受けました。
しかし衝撃を受けても、すぐに質問ができるわけがありません。アイ
スブレイクでの相手への質問は、紋切り型だったし、何か話さなくて
はと思うほど早口になり、肩に力が入ります。
そんなソワソワした浮遊感を落ち着かせてくれたのは、次のワーク、
質問のスキルの学びです。クローズド・クエスチョン、オープン・
クエスチョン。私も以前から意識をしていたはずなのですが、丁寧に
質問を組み立てることで会話の広がり方が全く違うのだと感じました。
ひとみさんとかこさんが敢えてクローズド・クエスチョンだけで行った
会話のデモでは、さすがにちぐはぐな会話となり思わず頬が緩みました。
勉強会の後半は、成功のビジョンを作る質問です。
「好きな年齢になれるとしたら」、「将来の夢は」、仮定質問と未来質
問という質問を始めて意識しました。思いもよらない質問が次々と出て
きた中でも、「夢を持つことは必要ですか」という質問は、どうしたら
そんな質問が浮かぶのだろう、ともう少し頭を柔らかくしなくてはなあ
と感じました。
勉強会の翌日、外来時に患者さんへの質問を変えてみました。
いつもの、最近調子はどうですかなどルーチンワークな質問を反省して、
最近何か心がけていることはないですかと尋ねてみました。
すると、一瞬目が輝いたような気がして、実はねとしゃべり始めました。
こういうことなのかもしれない、聞いて欲しいことを質問することの手
掛かりを感じた気がします。
進行を務めてくださったひとみさん、かこさん、スタッフの皆様、あり
がとうございました。
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6月のイベント報告
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『コーチング基本スキル「承認」』
2015年6月10日(水)19:00~21:00
進 行: やまちゃん(山根弘和)、めぐりん(前原めぐみ)
レポート: かこ(岩元佳子)
コーチングの「承認」では、自分や相手の変化に気づくこと、そして
伝えることが大切というメッセージを頂きました。
今回の勉強会では、五感をめいっぱい使って「承認」のもたらす効果
を、参加者全員が一緒に体感しました。
まず、自己紹介。ニックネーム、自分を動物に例えると?、マイブー
ム、今日期待することを、紙に書いてスタート。
私のマイブーム、それは「1D」。
「ワン・ダイレクションというイギリスのボーイバンドなんだけど、
ベイ・シティ・ローラーズを聴いて以来のトキメキだ」って話すと、
「懐かしい」と共感してくれる人もいて、スタートから、私は支持
され認められているという気持ちになりました。
めぐりんによる、承認の観察ポイントのレクチャー、やまちゃんの
言葉で伝えるスキルのレクチャー、そして、めぐりん&やまちゃん
による、シーン別の承認デモ。部活は頑張ってるけど勉強はせず、
テストの結果が悪かっためぐりんに、やまちゃんパパはどんな声掛
けをするのかなど。
みんなの頭の中に浮かぶ「?」を、口に出し、共有し、腑に落ちる
ように意見を出し合うプロセスがあり、学びが深まりました。
それから圧巻のワーク『広島チャプター動物園』開園。なんと、こ
こで、自己紹介の時の自分を例えた動物が再登場。その動物たち全
てが、檻も無しで、自分らしくイキイキしている、世界一の動物園。
一枚の大きな紙に、折り紙やサインペンで動物園を作っていきます。
どうやら私のチームは絵に苦手意識のある人が4人と、絵が下手だ
と思っている人が1人。その1人が「ホントに下手なんです」って
言いながら、おもむろにペンを持ちササッと描くと、承認の嵐です。
彼女によると、この時「もっとイラストの練習しよう」って思った
そうです。人から認められるって次の行動の原動力になりますね。
苦手組も、一生懸命自分なりにチームに貢献することを考えて、折
り紙を切り貼りし、折り、動物の写真を提供したり、せっせと手を
動かしそれを自然に認め合いながら各チーム完成。プレゼンを見な
がら、短時間にもかかわらず、最初にイメージした以上のワークが
できた事に感動しました。
ワーク全体の全員の共通した感想は、適切な「承認」により、自分
の特長に気づいたり、「自己肯定感」の高まりを感じたということ
でした。そしてそれは、個人とチームのモチベーションやパフォー
マンスに大きく作用するということでした。これを体感できてよか
ったです。
やまちゃん、めぐりん、ありがとうございました。
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5月のイベント報告
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『コーチング基本スキル「傾聴」』
5月24日(日) 10:00~12:00
進行: ゆぅのすけ(廣田優子)、忍ニン(服部哲茂)
レポート:ひさし(伊藤久志)
今回、私がこの傾聴セミナーで学んだことは主に2つあった。
1つ目は、傾聴する際は、話すときの雰囲気に合わせるべきというこ
とである。私は人と話す際、明るく話そうとしがちである。しかし、
向こうが暗い場合は、少し自分のテンションを下げて、落ち着いて話
していくのも大切な行動であると、私は考える。
2つ目は、同感と共感の違いについてである。セミナー中にあった万引
きの例を通して、私なりこの違いについて考えてみた。同感というの
は、その人の行動を納得しているものであり、共感というのは、その
人の行動に対する理由を納得しているものであると、私は考えた。
傾聴をするのは、大変困難なことである。傾聴に失敗することは大い
にあるであろう。しかし、失敗を繰り返すことで傾聴スキルを身につ
けることができるのだと改めて感じた。
経営の神様と言われている松下幸之助の名言の1つに「失敗すること
を恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい」という言葉
がある。
傾聴を真剣に行うことで、相手との共感が生まれ、「自分は可能性
のある存在なのだ」という自己効力感がつく。それらを持ってして、
自発性や積極性が高まることで、自己成長へ繋がるのだと私は感じた。
私事ではあるが、現在私は入社2年目である。上司とのコミュニケー
ションに四苦八苦している。しかし、このセミナーを通して、上司
先輩がいかに私に対して共感しようと努力なさっているかを痛感し
た。私も今は指導される立場ではあるが、いずれは指導していく人
材にならなければならない。コーチングというものは避けては通れ
ないものだと、私は考える。
今回のセミナーで学んだことを活かし、仕事面においてもプライベ
ート面においても傾聴を実行していき、多くの人とのラポールを高
めていきたい。
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4月のイベント報告
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『キャリアデザインとコーチング』
4月1日(水) 19:00~21:00
進行: 谷さん(谷一善)、Keiさん(佐々木華衣子)
レポート:まっこ(小方昌子)
まず「キャリアとは何か」についてグループで話し合いました。
キャリアの客観的側面は、今までの経験や実績、つまり「過去の
足跡」。キャリアの主観的側面は、将来を見据えて、立ち止まっ
てこれからのことを考えるとのこと。
キャリアをデザインするということは、「自分は何をやりたいの
か?」「何ができるのか?」「何をしている時に価値を見出すの
か」を人生の節目で考えて、方向性を決めて、後悔しないように
行動を起こすこと。
キャリアデザインは「セルフコーチング」でより明確にしていき
ます。
目的の視点:将来どうありたいのか?
内部環境の視点:私の強みは何か?
外部環境の視点:周りから期待されていることは何か?
といったことをカープに戻ってきてくれた黒田選手の例をあげて、
わかりやすく説明していただきました。
後半は、自分の才能、技能、強みや弱みの棚卸しをして、何をや
りたいのか?何に価値を見出すのか?ということを明確にするワ
ークをしました。
書き出してみると、強みになることがたくさんあって、改めて自
分のこれからの方向性が明確になりました。そして、キャリアデ
ザインをする時には、コーチングで自分の思い込みを外して、違
う視点から考えてみると新たな可能性が発見できると思いました。
過去の活動記録
2013年4月から2015年3月までの活動記録